革命機ヴァルヴレイヴ#2「666を超えて」
なんだかこう、一気に突っ込みどころ満載というか突っ込みどころしかない、という状態になってしまって、それはそれで楽しめる層は居ると思うのですが、私はわりと苦手でして、どうしてくれようという気持ち。
つうかエルエルフさんがいろいろとおもしろ気の毒すぎて困っちゃう……ハムエッグの時点で予想して然るべきだったか。
身体が覚えていたんだぜガンアクションやら、バイクとは違うぜヘリ操縦先輩やら、緊縛女子サキさんやら、エルエルフさんの毀誉褒貶やら、あっさり生きてたショーコさんやら。
全体に、物語の進行や、キャラクター・絵的な見栄え……つまりはハッタリを利かせるためであれば、整合性をオミットすることもいとわない作風なのかな、と。
であれば、それなりの付き合い方をしていく覚悟が必要。それは私が好むアニメ視聴の態度ではないんだよなぁ……。
しかし例えば「RED GARDEN」を思い出すと(つうかあれも初期のいきなり歌いだす!とかすげえ衝撃だったっけそういえば)、実のところ見た目ほどイロモノに走るわけではなくて、ドラマ部分を大切にしてくれる監督だとは思うのです。
その匙加減がどのへんにあるのか、出来る限り冷静に見守りたいと思っています。はい。
ロボットの戦闘アクションについては、文句なし、オリジナルロボットアニメ三作品の中でもやはり「流石はサンライズ」と言わしめるだけのものに仕上がっていて、見応えがありました。いやハラキリには不意を突かれましたが!
そうそう、携帯電話の押収により、ツイッター風の演出は第一話だけの風呂敷でしたよ、ということを明らかにされた(作品内においては情報統制のためであろうと思いますが)のは、ちょっと残念でした。
個人的に好みではなかったですが、サンライズ文脈なロボットアニメでの演出としてはわりと異端で、面白い方向に育つかもと思っていたので。
まあ、今後の復活に期待。
期待しています。していますが、ひょっとすると脱落するかもしれません。そんな感じで。
※第三話を視聴した結果、これ以上の継続視聴&感想は取りやめることとしました。申し訳有りません。
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革命機ヴァルヴレイヴ 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
BDは2話収録、アニプレ仕様。特典DVDと特典CDが付いて、実質円盤が四枚な商品構成。あとは、一巻にBOXを付けちゃうんだな、という。
しかしこれ分割2クールだよなぁ。12枚買い揃えるのはしんどそうです。ホラの分割2シーズン14枚を買った自分が言うことでもないけれども。