映画『宇宙戦艦ヤマト2199 第五章 望郷の銀河間空間』

 今回はしっかり初回上映。行ってきました。
 平日よりも一時間早く起きるとか、どんな苦行だよ!でも劇場限定版BDを確実に入手したかったんだよ!

 寝ぼけながらポスターの写真を撮ったら、横を通っていった熟年夫妻が「ヤマトやってるのかぁ」と言っているのが聞こえたりして。

 いつもどおりの満員御礼、物販も人気であります。しかし上映前に物販を見たら、クリアファイルの絵柄が微妙にネタバレだった!謝罪!
 とりあえずBDのみ、無事に確保(整理券番号は確認しませんでしたが120番代くらいかな)しました。
 館内は相変わらず年齢層高め、親子連れ多し、まあそれなりに若い層も。と、前回・前々回あたりとだいたい似たような雰囲気。テレビ放映の影響が出るとしたら、次回以降かな。
 どうでもいいことですが、3DSすれ違い通信で、二回目のすれ違いな人が複数いました。多分、前回も、ヤマトで会っていたんだろうな……!

 本編については、テレビ版も放映中につき、詳細は割愛しますが。
 今回はやばかった。最高でした。
 どの話数も面白くて見どころ・見応えありで、前章までにあった少々異質なエピソードは今回は無く、すべてが、毎回が、クライマックス。
 こういう言葉を遣うのは、あれなんですが。ここまで楽しく見続けてきた者にとっては、ぶっちゃけ、「神回しかねーぞ!どうなってんの!」状態でした……。
 ヤマト内でのあれこれも。ガミラス内部の軋轢も。戦闘も。艦隊戦。偵察機。過去回想。交錯する感情のドラマ。

 サブキャラクターの掘り下げ、おいしいシーンがいっぱいで、もうどうにもこうにも。
 ドキドキハラハラしつつ、萌え燃えしつつ、回収された伏線に「おお!」と膝を打ちつつ、なんとも至福の二時間でありました。
 今回は真正面から描かれた艦隊戦も素晴らしかった。BDのヒットにより、予算がより潤沢になったって話は、本当なのでしょうか。本当かもしれない。そう思わせてくれる出来栄え。
 それでもまあ、「軽い」「思ったより安っぽい」「旧のほうが迫力あった」「やっぱり手描きには劣る」とか言う人も山ほど居るでしょうけれど(という予防線)、少なくともシネコンの大スクリーン、良音響で見ている分には、そんな感想は持ち得るはずもなく。

 今までは、上映を見て、帰ってからBDを見て、それで満足していたのですが、今回に限っては、もう一度劇場で見たい……と思ってしまった。
 上映館がもうちょっと近ければなぁ。本気で行くんだけどなぁ。

 で、BDはこちら。
 今回の絵コンテ集、表紙を飾るは新見女史。
 ふつくしい……。

 メニューはもうおなじみ。使い勝手は良いです。

 特典は出渕裕と柏原満(オリジナル版SE担当)の対談。
 コメンタリは、総監督出渕裕と、関俊彦久川綾という、なんだか凄く豪華な取り合わせでございました。
 ただ、ねぇ。コメンタリの話題がループするのは、どうにかならんもんでしょうか。
 女性キャラが森雪以外にもいっぱい増えた!とか、旧作ではいろいろおかしかった部分を丁寧に解釈しなおしている!とか、いままでさんざんパブリシティでも、コメンタリでも触れられてきたことなのに。
 そこだけ、残念でした。

 まあ、総じてパッケージには満足。内容にはもっと満足。
 イベント上映換算で、あと二回で終わってしまうのが、淋しくてしょうがない……TV放映に合わせてか、上映スケジュールがだいぶ駆け足なのも残念。

 もっと長く、じっくりと楽しみたい。
 そんなファン心であります。

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宇宙戦艦ヤマト2199 5 [Blu-ray]
 パッケージ、一般発売は5月28日。って随分と時間が空くんだなぁ。劇場で先行販売を買った優越感に浸る期間がけっこうありますね!(最低ですね!)
 テレビ版を見て、待ちきれずにレンタルなり配信なりで見て、購入に踏み切ってしまう層もそれなりに居るかも?

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