ちはやふる2#14「ものやおもふと ひとのとふまで」
熱戦、決着。
熱かったの熱くなかったの、誰もがみな熱くて、なんだかいろんなシーン、いろんなキャラに泣けてしまうという。スポ根の醍醐味であることよ。
勝利と敗北。一勝あるいは一敗が交差する団体戦の醍醐味を存分に見せつつ、他方で、団体戦を侮るクイーンの有り様も見せて。
その態度は、視聴者としては不愉快に感じる部分もあるわけですが、傲慢さを魅力に変えてしまう、詩暢というキャラクターの特異さ(変人っぷりとも言う)が、温度差を埋める役割を果たしてくれているような気がします。
肉まん先輩(菫ちゃん認定済)の気迫負け、奏の涼やかな勝利。まさかの千早の負け星、太一は安定と責任の勝ち。
しかし、この土壇場で一番熱かったのが、机くんこと駒野の、運命戦。
以前、原田先生が言った台詞を、思い出さずにはいられなかった。
運命戦は、運命じゃない。
データから弾き出したジンクス。そのデータを収集し、纏め上げ、勝利へと繋げたのは紛れもなく駒野自身であり、これもまた「実力」のひとつと呼ぶべきものであり。
実力発揮、本領発揮。最高に格好良かったです。
最近だいぶ好きキャラになってきたなぁ机くん。いや元から大好きですけれども。
準決勝、勝利はしたものの、体力的にはボロボロ。
っていうか「十五分後に決勝戦」というコールに度肝抜かれました。高校野球の連投問題レベルな気がする!
いずれにせよ楽しみ。毎度ほんとに面白い。
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サントラ、発売中。今回はキャラソンとセットではなかったんだな。で、二枚組!おお!と思ったら、二枚目はWEBラジオなんですか。そうですか。
分けて発売されるよりはお買い得だから、これはこれで、いいのかな……。