THE UNLIMITED 兵部京介#11「嵐の中のふたり -OUTLAWS-」

 オープニングがまたマイナーチェンジしてる?
 こういうところで小技を利かせてくれるのは、無条件に嬉しい。

 本編は、すっかりバディっている兵部とヒノミヤのUSEI殴りこみ。背中合わせは浪漫ですね浪漫。掃射からかばうも浪漫ですね浪漫。日本刀なんてさらに浪漫ですね浪漫。たいがいクドイけど浪漫。もう浪漫しか無いぜこの作品!

 いつの間にか進行していたNY市長選。選挙の途中経過が話に絡んでくる(陰謀やら暗殺計画やらが発生する)かと思ったら、あっさりと融和政策提唱者が当選して、拍子抜け。しかしUSEIの行動をさらに過激にする要因として作用していたのか。これから絡むのか。

 USEIといえば、アラン・ウォルシュがこんなにあっさり終わってしまったのは予想外でした。でもまあ、早乙女が出てきた時点で、予想して然るべきだったかもしれません。
 結局は噛ませ中ボスだったのか……と考えると、酷い死に顔とあわせて、なにやら不憫に感じられたり。

 っていうか、これで、ヒノミヤの側の因縁は終わってしまったよね。ヒノミヤ→アラン・ウォルシュ、兵部→早乙女、だったわけで。
 淡白な結末だったことは残念ですが、考えようによっては、これで兵部→早乙女のラインに集中できるのか。
 あるいは、ヒノミヤが己の感情や復讐心ではなく、純粋に兵部やユウギリ、ひいてはパンドラのために戦うための準備が整った、と。
 兵部のためのナイト。ユウギリのためのナイト。
 今回の戦いっぷりを見ても、そういう役回りが何より似合うキャラだな……と、思います。精神の健全さも含めて。
 兵部はボロボロだし、ユウギリは得体の知れないものになってるし、もうほんとに頑張れアンディくん。といった気持ち。

 次回、最終回。素直に期待しつつ待ちます。

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THE UNLIMITED 兵部京介 Character SINGLE/アンディ・ヒノミヤ starring 諏訪部順一
 格好良すぎるジャケットイラストが印象的な。それにしてもCDいったい何枚出したの……アンリミだけで……。
 いろいろと発売され、いろいろとエンディング採用もされましたが、歌唱はともかくとして、本編からイントロへ繋ぐ流れは毎回たいへん美しくて、よい雰囲気でした。今回もイントロが流れてきた時、なかなかぞわっとしましたですよ。

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