ちはやふる2#7「しるもしらぬも あふさかのせき」

 袴を仕立ててもらうって、浪漫だよねぇ。嬉しいよねぇ。
 ……着物を仕立ててもらったことなんて、七五三が最後だな。あとはレンタルで済ませてきた。うん。今さらだけど、着付け、習いに行きたいなぁ。

 ちょいとインターミッション、といった感じの今回のお話。
 分かりやすく鬱々としているわけではないけれど、やはり負けを……チームとして、の負けを引きずっている千早と、タレントとして自信喪失しかけている姉、いずれをも見守る母と、若干空気の読めていない、けれど善良で家族思いなことは確かな父。
 なんつうか、こんなまっとうで健全な家族、家庭をアニメで見るのってなかなかレアなので、逆に新鮮だったり。
 そして、千早のかるたへの情熱、頑張りは、家庭という枠の中でもひとつの小さなムーブメントになっていく。要するに同じことの繰り返しなのかもしれませんが、切り口は全然違っているし、何度見せられてもいいものであり、物語に厚みを与えるものであります。何より、見ていて清々しく気持ちよい。それが一番。

 吹奏楽部との一連のやりとりも、じんわり感動的でありました。ストレートにいい話やってるだけ、になりそうなところ、「えっ4番まで演奏しちゃう!?」とか、そういう微妙なずっこけが仕込んであるのが、実にもう上手いとしか言いようがない。
 感動的、というか、千早はじめ登場人物たちが感動したことが伝わってくる、共感の感動。そういうものが感じ取れると、ほんとに楽しい。フィクションを味わう醍醐味です。

 そういう意味で、毎度ほんとにほんとに面白くて困っちゃうなー。純度の高い面白さの提供。

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 グッズ展開が全然無いなあ、と思ったら、ダディベアとスノー丸のこんなグッズが。SEGAってことは、プライズ品かな?
 スノー丸は普通にかわいいと思います。ダディベアは……ノーコメントで!
 いずれにせよ、もっとグッズ出してもいいのにね。

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