THE UNLIMITED 兵部京介#7「超能部隊・前編 -Generation ZERO PART I-」

 過去編、開始。
 おお、面白いじゃないですかすいません舐めてました予想の数倍面白かった!

 どうしても原作の能天気な空気を払拭し切れない現代に比べ、時代のきなくささも手伝って緊張感が二割増しくらいになっており、ほんと見ていて素直に面白かった。前後編なんてだれちゃうんじゃないか?と思っていたのに、むしろこっちを本編にしてもいけるんじゃね?などと宗旨替えしてしまった自分がコウモリさんすぎる。

 とにかく、未だ純粋で無垢なショタっこ兵部が可愛すぎてけなげすぎて眩しかったです辛かったです。うう。
 父親との確執、隠された愛情。精一杯の応え。読まれることのない手紙。不二子との出逢いは救いであったか。しかし蕾見家そのものは。
 超能部隊への入隊を決意したのは、差別や偏見というよりも、世界そのものに抗えない「こども」の「こどもとして」のかなしみから逃れるため、なんだろうな。なんて。

 そうそう。幼い兵部の声が平野綾、それも薫役と声のトーンがほぼ同じであることには少々戸惑いましたが、これはあえてというか狙ってやっているのでしょうね。後の運命と出逢いを示唆し、また、強調するするために。

 それにしても、この後に悲劇が待ち受けていることは確定しているのに、超能部隊の仲間がみんないい奴で、かけあいが楽しくて、もうなんかやってらんないよ悲劇回避しようぜルート変更だフラグはどこだ!
 この回想では、そこまで踏み込むのか。どうなのか。
 楽しく零戦との対抗戦で終わってもいいのよ……いいのよ。物語的には全然かっこつかないけど。

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 超能部隊が表紙となり、兵部のストラップが付属していた28巻限定版、まだ買えますね。これ発売時ちょっと惹かれたんだよなぁ。っていうか兵部のアンリミテッドバージョンな普通の等身のフィギュア、出たりしないかしら。さすがに無理かしら。

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