ささみさん＠がんばらない#6「迷惑かけてるのは親だけ」
お母さんが冥府から黄泉返って叱りに来ました、というお話でありました。
その内容は、ささみさんに「がんばること」を強要するもので。
このお話のタイトルを、このお話そのものを否定する存在であるのだな。
冒頭から暗い予感をはらませつつも、ともあれいつもの緩さで、母娘のショッピングシーンが描かれ。
ふたり街を歩き、ゲーセンで遊び、店を冷やかし、アイスクリームを食べて。
お母さんの浮世離れっぷりもさることながら、いつのまにやら普通に行動範囲を広げ、普通に街を歩いて「楽しむ」ことが出来るようになっているささみさんもまた、可愛いというか、これまでを思うとなかなかしみじみとしてしいまうものでした。
けれど、そのままほのぼのと済むはずもなく。
助っ人の三姉妹も蹴散らしちゃうおかあさんつよいこわい。まじつよいこわい。
というかおにいちゃんはどうしたんだ……EDでお母さんとキャッキャ戯れている場合じゃないぞ。
……しかし、なんつうか。こういうストレートなお話をされちゃうと、逆に身構えてしまうというか。どんなオチがつくのか、あるいは、どんな肩透かしが来るのか、という。
そしておにいちゃんの出番はあるのか、という……。
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ささみさん@がんばらない 1 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
去年の12月に発売されていたコミック版。先行メディアミックスな感じ？
表紙絵はなかなか素敵ですが、レビューはいまひとつ。そして、アニメ放映中なのに、新刊品切中……意外と入手が難しくなったりして。
