聖闘士星矢Ω#43「軍神復活!突入、最後の宮!」
光か闇か。選択を迫られる光牙。
って、光の小宇宙か闇の小宇宙か、自分の意思で選んで燃やせるのか。器用だな光牙さん。
頭の中を「光と闇が両方そなわり最強に見える」などというフレーズがぐるぐる回って難儀しましたよ、ええ。
……実際、そういう展開は有り得るかな。うん。
サブタイトルに軍神復活。マルス四天王、鳴り物入りで登場しましたが、足止め役ってだけなのね。これではなんだか、約束された小物って感じで、お気の毒。
お約束のみんなでぶっ飛ばされ空に舞うよ!な負け戦闘でしたが、切断栄斗には若干びっくりしました。
いや「死んだ!?」とか1ミリも思ったわけじゃなくて、この表現を朝っぱらからキッズアニメでやっちゃうのか、と。
いずれにせよ、ここの団体戦は、作画の緩さと相まって、なにやら懐かしい雰囲気でありました。80年代アニメにしか見えない、でも80年代なら透過光をこんなにじゃんじゃん使えないよなぁ、とか、ぼんやり考えながら見てしまった。
派手に戦闘をしてはいますが、人質の本命は、当初からユナだったんだろうな。この展開でなくても、他の三人が倒されたあとの、最後の楯というか、保険として機能させることが可能だし。
でもって、アモールのユナへの態度がいろいろとアレな人すぎて、なかなかときめきました。どこまで本気か、どこまでも戯れか、はかりしれない。さすがの石田彰。
次回、光牙さんのさらなる覚醒が来るのか。光と闇が両方そなわり最強に(略)
最近、作画もいまひとつだったけれど、どうやら次回は爆発してくれそうで、期待大です。ようやっと合流のエデンの活躍にも期待期待。
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聖闘士星矢Ω オリジナルサウンドトラック2
なにげにサントラ二枚目もきっちり出ていたり。このへん手厚いというか古式ゆかしい「テレビアニメ」らしい展開。東映らしい。
しかしレビューを見ると、編成を大きくできない制約があったとか。予算に厳しい、そこらへんも東映らしい……。