THE UNLIMITED 兵部京介#4「絶対領域 -Children Territory-」

 チルドレン、解禁。文字通りの解禁でありました。
 アクションシーンの作画の美麗さに見惚れ、酔いしれ。超能力者同士の派手な戦闘って、ほんとアニメ映えするなぁ。というか、現時点で、日本のリミテッドアニメ以上に表現できるメディアって無いんじゃないでしょーか。とか勝手に思うだけなら自由だよねリミテッドなリミテッドアニメ世代として。
 SEが若干好みではなくて、気が削がれてしまったのですが……現実に有り得ない音(超能力がぶつかり合うとか)は、様々な解釈があり、様々なイメージがあるだろうし、しょうがないかな。

 前半、チルドレンに蹂躙されまくるパンドラに、だいぶフラストレーションがたまってしまいました(なんだか原作に蹂躙されるスピンアウト、みたいな構図にも思えて)が、きっと引っ繰り返してくれるだろうと期待しつつ見て。
 思ったとおり、爽快なる兵部の「解禁」でもって、バベルを、チルドレンを蹴散らし。うーん痺れるねぇ。
 ヒノミヤとのタッグもきちんと機能していて、ちょっとバディっぽい雰囲気になっていたのも、良い感じでした。

 ヒノミヤの第二の能力、その真意と変化していく感情。そのへんを丁寧に追いつつ、原作キャラクターの登場と、派手なアクションをぶちかまして、実にエンターテインメントな第4話。
 バベルがカタストロフィ号を拿捕した理由については何も明らかにされず、ただ皆本の意味深な台詞で締めくくられてしまったことも、後の展開への興味が掻き立てられます。
 一話一話、無駄のない、贅沢なつくり。

 原作キャラクターも、ちゃんと兵部を立てつつファンには納得のいく程良い活躍に収まってくれて、何より。
 原作の基本設定(クィーン扱いとか、そのへん)を知らない人が見た時にどんな印象を持つのか、は気になりますが。一応、さらりと説明はされましたが、このスピンアウト中のウェイトがどれくらいのものになるか、分かりにくくないかしら、という心配。

 しかしEDが声優歌唱だと、途端にものっそい女子向けくさくなるのなー。そういう意味での懸念はあるけど、本編中で推しすぎずにいてくれれば、まあ……うん。

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DARKNESS NIGHT|BRIGHTEST LIGHT
 怒涛の六週連続リリースって、えぇー。なんとまあ。ED使用有りで、結果、映像がたくさん見られるなら、いいかしら。
しかし可憐GUY’sってネーミングはどうかと思いますね、ハイ。

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