琴浦さん#3「嬉しくて、楽しくて」
真鍋くんがいい男すぎて、もはや胡散くさいレベル。ちょっとやそっとのエロ妄想くらいではバランスが取れませんよこれは。
というわけで、さらに過激なるエロ妄想の投入を是非ですね、うんうん。
前半、ESP研究会に少しずつ馴染んでいく琴浦さんにほのほのしつつ、これどう考えても後半落とすための仕込みだよなぁとか思わずにいられないという。メタな緊張感がありすぎて困っちゃう。
しかし室戸くんはやっぱりなんかすごくいいキャラじゃないですか。真鍋くんが強烈すぎて印象が弱まっていますけれども、琴浦さんをからかって緊張をほぐしたり(テレパシーを見越した上でのからかいって、実は物凄く高度なんじゃないか)、さりげなくさりげなく御船を誘導しているあたり、ちょっとどうすんのってくらいいい人すぎる。大人すぎる。
御船との幼なじみ鈍感な間柄も、真鍋くん&琴浦さんとはまた違ったテイストの「緊張感のあるラブラブ状態」で、ニヤニヤ。ニヤニヤ。
そして己を偽悪に見立てている御船さんは、この先の物語においてどう扱われるのか。こっちは長期的な伏線なんだろうか。
まあ、室戸もいるし、過剰な心配はしていませんが、また痛々しい展開に使われるのかなぁ。しんどいなぁ。でも楽しみだなぁ……うう、複雑。
とかなんとか思っていたら、やっぱり来ましたしんどい展開。暴力で手出ししてくるなんて、けっこう油断していた方面から来たよどうなのよこれ。
しかも、琴浦さんではなくて、真鍋くんの方に来るとか。いやまあ琴浦さんに手を出していたらシャレにならないので、この流れはありなのかな。
あと、まあ、真鍋くんは精神的にはおっそろしくタフネスなので、追い込むというか身動きを取れなくするには、肉体的に痛めつけるくらいしかないのかなあという気もしたりして。実際、それにより(物理的に動けない状態であることにより)琴浦さんが去るのを引き止められなかったのだろうし。
入院中のモノローグと、退院後のモノローグと。
本気で男前すぎて困っちゃいますね泣けちゃいますね。
あんな形で去られたのに、マモレナカッタ……じゃなくて「守れなかった」と自省しちゃうなんて。
実際、琴浦さんの自己犠牲精神、すべて自分の責任として甘受してしまう点を、癒しきれていなかった。くらいなんですが。
それこそ大事なこと、なんだろうな。
毎回最終回のテンションで、見ていて疲れるししんどいし、でも毎回カタルシスがあるので、見ていて楽しいし感動するし。
第4話、どんな展開になるのでしょうか。ううう気になります最速地域が羨ましいなんて久しぶりに思うよ。
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BD/DVD、4月3日発売予定。特典、ミニサントラCDもいいですが、グラフィグつきってのがまたイイ。琴浦さんのグラフィグ、かわいかろうなあぁ。
個人的には室戸のグラフィグとかラバーキーホルダーとかあったらちょっと欲しいですけど。ええ。かわいいじゃない。○3○