ちはやふる2#2「こひすてふ」

 まつげ三本ネタは、原作読んでいてもあんまりにもあんまりだと思ったんですけれど!
 アニメでやられるとさらにあんまりな気持ちになるな!

 今週も高クオリティ面白うございました。
 ロングの人物作画に若干不安定な箇所はありましたが、アップの崩れは無いし、演出の冴えっぷりがまた素晴らしく、全然気にならなかった。

 で、新入部員獲得編は続くよ。

 やーおかしいわこれー。菫さんがこんなにかわいく見えるなんて、おかしいわー。
 生意気で恋愛脳で、先輩を先輩と思ってなくて、自分の意志は曲げようとしなくて、ほんと普通に鬱陶しい「普通の恋愛女子」なのに。原作でも読んでいて少々鬱陶しかったのに。
 まあ、話が進むにつれて払拭されましたが、アニメはそれが早すぎ。綺麗になりすぎ。いや良いんだけど嬉しいんだけどほのぼの幸せなんだけど。

 要因はいろいろと考えつきますが、殊に、音楽の浄化作用が大きいんだよな……。
 音楽、あるいはBGM込みの、音作り全般かもしれない。
 藩めぐみの菫は生意気なのに可愛げがちゃんと入っていて実に愛らしいですし、筑波秋博@入野自由も、変態くささの「くささ」がすっきり取れて、変人レベルになっている気がします。
 入野自由さんは最近わりと気に入りの声優さんであります。今さらだけど。
 基本的に、器用で上手な声優さんというイメージなんですが、ただ器用と言うだけでは終わらせられない引っかかりがあるというか。
 筑波については、初手から癖のあるキャラクターなので、そのへん注目していきたいなぁと思っております。

 もうなんだかいろいろと楽しみですよ今後も。その先も。
 原作完結まで全部アニメ化しちゃおうよ。ねぇ。いや原作に完結の兆しなんて全然ないですが!

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小説 ちはやふる 中学生編(1) (KCデラックス)
 中学生時代を小説版で補完、ってどうなんだろうと思ったら、レビューを見るかぎりわりと良さそうであります。
 文章担当者がノベライズの実績のある人、かつ、歴史に造詣の深い人であることが、プラスに働いているのもあるのかな。ちょっと興味が出てきたり。

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