PSYCHO-PASS サイコパス#12「Devil's crossroad」

　三年前の面々を見て、わたくしが言いたいことはただひとつです。
　宜野座くん。君、とりあえず前髪切りなさい。
　三年の間に何があって、あんな鬱陶しい髪型にしたんだ……。

　ともあれ。
　今回の脚本はいつもの虚淵玄＆深見真じゃないんですねぇ。それで若干の違和感があったのかな。
　しかし単発エピソード、それも六合塚の過去話ということで、ここで女性脚本家を起用し、毛色を変えてくるというのは、面白い試みであると思います。
　実際、音楽をやる者同士の共感に加えて、ほのかな女の友情を描いていることが、わりと貴重。
　リナというキャラクターがまた、声高に理想を掲げつつ、どうしようもなく女の理屈っぽい湿った感覚を持っているあたりも、面白かったというかいたたまれない感じが出ておりました。

　六合塚が音楽やる人だったってのは、わりと意外。過去にはこんなに感情豊かだったのも。
　現在の六合塚とはだいぶギャップがあるんだけれど、執行官として三年を過ごすうちに、思うところがあったのか。
　そのへん再び描かれることはあるのか……。
　さらに気になるのが、リナの再登場があるかどうか。
　2クールだからと暢気に構えておりましたが、ノイタミナの2クールって短いんだっけ？
　もういっそ分割4クールでもいいのよ。このペースなら。
　まだまだ深めて欲しい、描いて欲しい。キャラクター同士の関わりあいも、もっとたくさん見たい。

　そういう意味で、ほんと、刑事ドラマっぽいのかな。関係性を楽しみ、事件を楽しみ、シリーズ続編を待ち。っていう。

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PSYCHO-PASS ラジオ 公安局刑事課24時 冬の一斉検挙SP
　そういえばこんな名前で年末にイベントやってたっけなあ。ファンが黒スーツで集合する！ってやつ。どんだけですか。威圧感ありすぎじゃないですか。
　……ちょっと見たかったなあ。