神様はじめました#9「神様、竜宮城にいく」

 どこまでもけなげな奈々生さまの危うさに、見ていてはらはらどきどきトキメキ。
 寿命三十年分にもびびりましたが、体内にある龍王の目を渡してしまうというのも、だいぶドッキリです。
 雪路との関係、その他もろもろ、いろいろと。

 しかし、そのひたむきさが、瑞希という助け手を呼ぶことにも繋がるわけで。情けは人のためならずってところかしら。いやまあ人っていうか神様だったり人外だったりしますけれども。
 今回は、瑞希のSにしてMっぷりが素晴らしかったなあ。奈々生を試すつもりが逆に試されることになり、結果として絆されていく過程が、なんというか乙女ゲーの攻略過程のようで、ええ。楽しゅうございました。

 サブキャラ、ゲストキャラも、みんなどこかしら愛敬があって、そのへんがまた良いんだな。迫力がたおちキャラ変わりすぎな磯姫、恐妻家で根は良い人っぽい(つうかこれ完全に盗んだ巴衛が悪いんじゃ)龍王、素敵な人生の先輩(いやだから人じゃないけど)している亀姫、その他もろもろ。

 多様なキャラクター、賑やかだったり切なかったりするストーリー。でもって、最終的にはすべてが奈々生と巴衛の関係性へと帰結していくあたりが、清々しく麗しく少女マンガの視野であり文法であり、そこが実に気持ちいいです。
 当人同士は「触れる」「触れない」問題はじめ、すれ違ったり勘違いしたり、なかなかぴったり合いませぬが、じれったくは感じても、苛々はしない。ほんと純粋に応援しながら見てしまう。

 乙女の気持ち、とりもどしちゅう。
 いつもいつも、そんな気持ちで見ています。

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神様はじめました パスケース 瑞希
 なにこれ可愛いんですけど。瑞希がちょっと見えにくいけれど、実際の製品はどうなんだろう。現物見てみたい。
 こういうグッズって、店頭で手に取った時が大事だからなー。

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