PSYCHO-PASS サイコパス#7「紫蘭の花言葉」
前後編だと思ったら、まさかの三話続き。
というかこれ、もしかして、序盤の山場なのか。全然そういう意識を持たずに見ていたけれど、2クール作品であれば、このへんに大きめの話を入れるってのは、ごく王道な構成ですね。
メインキャラクターの過去のしがらみを持ってきているのも、それだな。対立陣営となる槙島についても、ここでの決着はないにせよ、露出を増やして、印象を強めておこうという意図がありで。
なんだか最近、こういった素直な構成をあんまり見ていなかったから（というか分割2クールが多すぎ）、落ち着いてみることが出来るというか、落ち着きすぎて、緊張感はあるのにまったり見てしまうのは、良いのか悪いのか。
話はほんとに（毎度似たような感想になっちゃって申し訳ないんですが）じっくり丁寧に進んでいるし、キャラクターへの愛着もどんどん深まってくるし、今回の猟奇殺人、フリークス、管理社会の弊害……といった要素の料理も手馴れた感があって、面白いしキャラ萌えもしつつある（やっぱり知的黒髪メガネはいいよね前髪がもうちょっとなんとかなればね！あと狡噛の「ギノ」呼びは素晴らしいよね毎回かみ締めていますだから宜野座も「コウ」って呼んでくださいよ）んですが。
なんというか、もうひとつブレイクスルーが欲しいところだよなあ。
具体的に言うと、常に事件を「外側」に置くのではなくて、もっと「内側」に寄せて欲しいというか。
切迫感のあるエピソードが欲しいというか。
そのへんでなにかしらの「クる」ものがあれば、BDも買ってしまいそうなんですけれど。
観念的な言葉で申し訳ないんですが、いわゆるけれん味が足りないとでもいうか。
毎回、とても楽しんではいるのですけれど。だからこそ、もったいない気分になる。
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PSYCHO-PASS -サイコパス- 公安局マグカップ
公安局マグカップ、って、公安局ってつければときめくとか思ってるんですかー！すいませんときめいてますー！
なんとなく、唐之杜とかが使っているシーンがしっくり来るような。相変わらずシンプルで、ぱっと見てアニメグッズとは分からないデザインがよいですね。ほんと、キャラ絵べったりなグッズが殆ど出ていないんだな、このアニメ。
