K#7「Key」
メガネキャラがメガネを外したら、もうメガネキャラじゃないんですよ!?
それは切り札なんですよ!?
とかわけのわからないメガネキャラ論はさておき、いや、なんだこれ面白かったびっくりした面白かった。録画逃したのがつくづく悔やまれる。
小説版・コミック版を読んで補完済というのが、面白く感じるに当たってのけっこう大きいファクターであることは認めますが、それ抜きにしても、いろいろと話が繋がっていく様子が、なかなかにエキサイティングでありました。
恥ずかしながら、記憶操作・認識操作を行っていたのがネコの方だったなんて、思いもしなかったぜ……伏線はきっちり張られていたのに。多分、気づく人は気づいていたんだろうなあ。えっ普通は気づくものですかスイマセン鈍くてスイマセン。
ネコがネコであるがゆえに(ストレインという特殊な存在ということは知っていても)油断していたというか、目を眩まされていた、というのはある。
記憶を戻す演出は、いつも通りのおされっぷりでしたが、視覚的・感覚的に分かりやすいもので、純粋に楽しめました。
オサレであっても、それが物語を進行する、演出する邪魔になっていなければ……むしろ助けとなっていれば、見た目だけで否定したり、笑ったりするべきものじゃないよなあ。っていう。
ともあれ、ここに至って、ほんと面白くなってきました。面白く思えてきました。
それゆえに、思い返すと序盤の取っつきの悪さが残念でならない。
あと、腐女子向けアニメという先入観を持ってみている人も、とてももったいないと思います……よ。まあ女性向けというか女性ウケを考えて作られている部分は多々目に付きますけれど、否定しませんけれど、それで醒めた目で見るよりも、能力バトル+多陣営ものとして見るほうが良いじゃないかな。
設定の数々を、アニメ単体で生かしきれていないっぽいのが、やっぱりネックなんだろうか……。
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録画逃すとBD欲しくなっちゃうんだよねぇ。でもキャラソンいっぱいの第1巻とか、個人的には触手じゃなかった食指が動かないんだよなぁ。キンレコだとBOX待ちも現実的じゃないし、どうしたものかなー。