PSYCHO-PASS サイコパス#3「飼育の作法」
まだまだ世界設定の説明、キャラクターを少しずつ見せていく、という段階。2クールのオリジナル作品だし、これはこれでよいのでしょう。
この世界においては、すべての犯罪が、ミステリ用語に言う「フーダニット」であり、しかも基本的にその「WHO」は万能のメカですぐに分かっちゃう。という認識でいいのかな。
そういう意味で、ドミネーターが使えない状況であるというエピソードを提示しておくことは必要だよねっていう。
話そのものはわりとストレートで、特にサプライズなどはありませんでしたが（なにかしら捻ってくるかと思ったので、普通にいじめられ従業員が犯人だったのは逆に驚いた）、それだけに「普通に事件を解決する話」を見ることが出来る話を第3話に置いたのは、なかなか安定の構成ではないでしょうか。
もう少し、なにかしら驚かせて欲しかったような気も、しますけれども……。
それにしても、飼育の作法というサブタイトルはなかなかに刺激的。
今回出てきた企業の、従業員への処し方を示すと同時に、監視官と執行官の関係性を重ね合わせてあるのでしょうね、きっと。
しかし朱ちゃんが執行官のみんなを飼育、とか考えると、むだにドキドキしちゃうので勘弁してくださいごちそうさまです。
どんな関係を築いていくのか、今はまだまだ模索中。見ている方としても、ゆったりと付き合います。
腰をすえて、半年のお付き合いが出来る。2クールアニメ、いいよね。
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PSYCHO-PASS -サイコパス- 公安局カラビナ
2クールでのんびり付き合えて良い、とは思うものの、こんなグッズの発売が来年1月というのはどうなのか。なんとなく気に入った作品のこういうグッズって、さくっと買って放映中に使いたいですのにね。
それにしてもデザインかっこいいなー。大人っぽい、良い感じのグッズが多くて、恵まれている感。
