となりの怪物くん#4「夏ブレイク」
ここに来てやっと、アニメのキャラと声に慣れてきました。これはこれで有りだな、と。
雫というキャラクターの表現のベクトルが全然別方向なのも、受け入れてしまえば大丈夫。しかし、やっぱり、一見しての可愛さがだいぶ目減りしているために、男性視聴者にはそっぽ向かれている感がして、気の毒……内面は同じなんだけれどね。
雫とハルの、一進一退の攻防が続くのです。
視聴者としては、これどう見ても相思相愛なんだから、さっさと素直になってくっついちゃえよ!などと思うわけですが、どうにもこうにも。常人とは違ったへんなところでの引っ掛かりを乗り越えられないふたり。
そのへんがこの作品のキャラクターたちの魅力であり、ひいてはこの作品そのものの魅力なわけですが。右往左往、蛇行しまくっている主役ふたりに対して、わりとストレートに働きかけてくるサブキャラが、恋でも友情でも影響を与えまくる、というのが基本。
じれったく思いつつも、にやにやと見守るのが正道なのでしょう。
サブキャラは本当にどんどん味わいが増していて、今回は夏目さんの眼福すぎる水着姿、ササヤンが意味深に語るハルへの「借り」、大人組であるみっちゃん&優山の物語への本格介入のはじまり、等々、見どころいっぱい。
さらには、現時点ではモブキャラのようですが(って誰かもそうだけれど)素敵な地味メガネ女子の千づるの登場もあり、波乱含み。
千づる、それにヤマケンくんが動き出すあたりから、さらに本格的に面白くも錯綜していくので、そのへん楽しみにしつつ、アニメのキャラに慣れ始めたことに感謝しつつ、視聴を続けていきます。はい。
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BD/DVD第1巻は、11月21日発売予定。いわゆるアニプレ価格で、第1話のみ収録の安売り特典満載タイプ。
しかし、同日発売のファンブックと連動しての「抽選」プレゼントを特典のひとつとして上げているのは、若干どうかと思います。ええ。