絶園のテンペスト#3「できないことは、魔法にもある」

 ほぼ全編、魔法バトル。ボンズの本懐といった趣でありました。
 反面、個人的に見どころ(聴きどころ)と感じていた、笑っちゃうくらい荘厳な音楽が堪能出来る場面が少なかったのは、若干残念。

 はじまりの樹の不可解さ、魔法の持つ限定性。
さまざまな謎を深めつつあるストーリーですが、さらに輪をかけるのが、真広にせよ、吉野にせよ、なかなか内心を見せないあたり。これらの相乗効果により、ファンタジーでありながら、ミステリ&サスペンス要素が強い作品にもなっているんだろうな。
 愛花の死の真相という、文字通りの謎解き要素もありますが、それだけではない錯綜する、複合する謎の乱舞。

 しかし主人公ふたりの真意が見えぬ、見せぬままで、緊張感がありすぎて、どうにもこうにも。

 ここまでのところ、なかなかに楽しくはあるのですが、どうも見ていて正の感情を抱くことが出来ず、また主人公たちを、性格的にも言動的にも好きになることが出来ず。
 話の行方は気になりますが、原作未完ゆえ、不安の方が増しており。というか、原作の方で読みたい知りたいよなぁという気持ち。

 なので、ここで視聴は中止します。すみません。
 そのうち(完結したら)原作をまとめ読みしようと思う。うん。

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少年ガンガン 2012年 11月号
 アニメ化ということで、押しに押されている掲載誌。付録にチャーム&下敷き、全員プレゼントも。チャームはキャラ絵が入ったもので、いかにもな感じ。全員プレゼントの片羽の蝶モチーフのアクセサリは雰囲気出ています。
 しかし、この「金額負担有り全員プレゼント(orサービス)」ってシステム、なんとかならないものか。単に通販じゃないの。ねぇ。

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