K#3「KITCHEN」

 冒頭の会話、何を言っているのか分からないよ!パルスのファルスのルシが(以下略)

 とか思っていたら、周防が普通に「何言ってんのかわかんねーなー」などと言いよりまして。
 なんというかタイミング良すぎて吹いたんですがこれは狙ってやっているんですかどうなんですか!

 いろいろと説明やら、胎動する各組織やら。
 青とか赤とか黄金とか無色とか、カラフルかつ個性的であり、各々に確執があり。
 ことに青と赤は(OPからしても)完全に対立する存在となっていて、その組織のありかたの違いも、属する人間の違いも、見ていて面白い。

 その中にあって宮野真守のキャラ(伏見)は、元は赤に居て裏切ったという出自があるようで。これはまたおいしいポジション、おいしいキャラだなー。
 ……いいメガネだし。うん。

 主人公組は全然動かず、キッチンというかご飯食べて一話終わってしまったわけですが。
 一緒にものを食べるというのは、とても原初的な交友であり、それゆえに強力に効くものだよね、という。
 狗朗がひたすら面白い奴の道を驀進していく様子もまた、見ていて脱力な笑いが生まれてきて、いやはや。

 狗朗は別としても、シリアスな部分がみな、どこか可笑しい。ピントがずれているというか、ネジがはずれているというか。
 総理大臣よりもえらいひとが、と言った次に、まさしく顎で使われる総理大臣のシーンを挿入するとか、もう面白すぎてうん。

 なんだかこの独特の、大真面目に天然なノリが、第三話にして癖になりつつあります。
 だいぶ好きですよ。このアニメ。

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 BDの第1巻、11月7日発売予定。って早っ。まだまだ見極めも出来ていないのに。
 第1話のみ収録の、1巻安売りタイプ。特典はまあ、スタンダードに、キャラソンCDとかブックレットとか。もう一押しが欲しいところ。

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