夏雪ランデブー#9

 風雲急を告げる。
 人の道は既に外れていた、って、そこで開き直っちゃうのかオイオイどうなるの。

 思えばもう第9話。ノイタミナだから全11話で終わるのかな。って、えっ、ええっ、あと二話?12話の場合もあるけれど、それでもあと三話?

 前回、話が結構大きく動くのかな、と思ったら、そんなことは無かった……という。いや動いてはいるのだけれど、あまりにもじっくりと描きすぎで。
 画面と音声の密度が高いので、見ていて飽きたりすることは無いけれど、しかしBパートは殆ど六花ちゃんの泣き声堪能で終わってしまったような気が……。

 とは言え、ついに六花が島尾の存在に気づいたこと、「気づかれたこと」を島尾が受け入れたこと。
 この物語の核心ともいえる部分に切り込んでいて、緊張感も半端なく。

 そして、葉月の状況はさらに悪化(だよねえ、あれは)してしまったこと。
 白雪姫が自力で起き上がるところで笑っている場合じゃなかったんだぜ。

 ただ、こういうことを言うと何ですが、見ている者としては凄くわくわくしちゃったんですよね。今回のラストシーン。
 なにって、今までとは逆のパターンで、外見と中身の違う存在が描かれるわけじゃないですか。ええ、そらもう、声優さんの演技&アニメとしての絵の演技に、期待するしかないでしょう、という。
 葉月くんは不幸に過ぎますけれども!
 この状況をどうやったら打破できるのか、全然分からない状態ですけれども!

 あと少し。じっくりと、お付き合いさせていただきます。堪能させていただきます。

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 BD第1巻のジャケットイラストが出ていたので。
 うーん……原作者に描かせるのが定番ではありますが、このアニメ、けっこう原作とは絵柄が違うので、だいぶ違和感があるような……。
 アニメ用のクリンナップのレベルが凄く高いんだよな。たぶんきっと。

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