貧乏神が!#9「えっ!!!今さらっと言ったね!?/2分でこうなるワケねーだろ!!!!」
シリアス要素の入った先週とはうってかわって、今週はひたすら馬鹿騒ぎをするエピソードの二本立て。
紅葉と市子の対決、という原点に立ち返っていることもあり、開始当初の気楽に見ることが出来る雰囲気に戻りつつも、作品の空気をしっかり把握した上でのはっちゃけが加わって、安定感のある、良いも悪くも安心して見ていられる回でありました。
前半は怒涛のパロディネタつるべうちで、テンション高く。やっぱり基本的にはジャンプ漫画のネタなんだな。
いろいろと高度すぎてついていけない部分も多々ありましたが、とにかくノリが極まってるのを楽しめばいいんだな、と。無駄に豪華な声優を使っていることも含めて。
つうか全体に非道すぎます市子も紅葉も。「ギャグキャラでなければ即死だった」状態だ!
でもってオチにしか使われない石蕗の存在意義はいったい。あ、嵐丸ちゃんの恋する乙女かわいい様子を演出するための存在ですか分かりました納得です。
後半は料理勝負。こっちのほうが好みだったかなー。
黒百合ちゃんは外見的にだいぶ好みです。紅葉にもっとキャッキャウフフいじめられてほしいです。
というか、好きな料理を聞かれて「肉じゃが」とか、なんだかとってもかわいいですよ!
いつものドタバタなケンカを描きつつ、合い間に、市子が諏訪野ラブラブを(視聴者に対して)隠そうともしなくなっていることや、紅葉が実はお料理上手であることなど、キャラクターの魅力をちらりちらりとアピールしているのも、楽しかった。
あとピザ浴びた紅葉さん素敵でした。はい。すごく健全に残念エロ押ししている(って何かおかしいな)のが、イイんだな。
振れ幅の大きい作品ですが、ギャグやっていても、シリアスやっていても、それぞれに楽しんでおります。
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貧乏神が! 13 (ジャンプコミックス)
原作の最新巻は7月に発売されたところ。あらすじ&レビューを見ると、だいぶシリアスな展開になっているようですが、アニメではそのへんには踏み込まないのかな。尺的に厳しいか。二期、やらないかなあ。原作コミックの表紙、カラフルかつ爽やかで綺麗ですね。好感度高し。そういえばエンドカードも毎回素敵。