境界線上のホライゾンII#6「広場の男女」

 天下御免のおぱーいあにめが天下御免のおしりあにめになってしまった。いいぞぅーもっとやれぇーっていうか正直二期になっておぱーいの奇乳レベルすぎてちょっと……ツヤテカなおしりのほうが見てて楽しいです、はい。

 ますます錯綜する事態。の、ように見せて、実は何もかもが併行であり平行であり。
 行き着くところ、目指すところはただひとつ、トーリとホライゾンが回答を導き出すこと。思えば随分と小さくて大きな目標であり、それに向かってひたすら必死に頑張る梅組の皆さんが、けなげであり、愛しくもあり。

 この作品が贅沢だなあと感じるのは、それぞれの戦闘(相対)ごとにパートを割ってしまわずに、すべて同時進行で描いてしまうところ。
 ごちゃごちゃした印象となってしまう危険をはらみつつも、というかだいぶごちゃごちゃしてしまってはいますが、とにかく豪勢な作画で描かれる戦闘と、目まぐるしい場面展開により、異常なスピード感・高揚感を生み出している、と思います。
 ごちゃつき感さえも、魅力と化してしまうような。

 戦闘は本当に動きまくって派手ですが、反面、点蔵と傷有りや、トーリとホライゾンのシーンでは、とにかくヒロインを美しく愛らしく描きつつ、男どもの情けないようで格好良い部分を押し出しつつ、絶妙に「いい雰囲気」を作ってくれていて、にやにや楽しい。

 ともあれ、トーリとホライゾン、武蔵王の……武蔵の結論は、しっかりと得ることとなり。ひとつ片付いたけれど、まだまだいくらでも残るドロドロあるいはウキウキな恋愛絵図、勢力図。
 ネシンバラとシェイクスピアは、ここだけ空気の違う重たさ。というかシェイクスピアの突きつけた問いの重さに、うっとりぞくぞくします。ネシンバラって追い詰めたくなるキャラだよね。なんとなく。調子に乗ってると、叩き落としたくなるよね。えっ大好きですよネシンバラなにげにこの作品での貴重な男メガネ枠として愛でてやまないですよ!
 点蔵と傷有りについても、二重襲名の「メアリ」であることが明かされ、っていうか名前が二重なだけじゃなくてふたりに増えてますし、それが女王様ですし、そりゃ点蔵でなくても叫びたくもなるってもので。

 これだけいろいろあって、明るい方のEDで締めてくれたのも、なんやら嬉しいな。嬉しかったな。
 つうか点蔵ってなにげに凄く安心して見ていられる、実力があって情緒も落ち着いて、超優秀なキャラなんだよなあ。身内にdisられることで、やっとバランスが取れるレベルなんですよね実は。そのdisが半端ないので、作品内では不遇極まりない立場に見えちゃうんですけれど。
 頑張れ点蔵。金髪巨乳は目の前にあるぞ。文字通りの意味で。

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 こんなものもあるんだなー。グラフィグチャーム。デザインは可愛いけれど、グラフィグだと作るの面倒くさいし紙製ですぐに痛みそうだし……と、迷っていたわたくしみたいな人間にぴったりですね!もうなんかガチャって真面目にまわす気がしないよなーコンプセットがお手頃に出品されちゃうもんなー。良いのか悪いのか。

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