夏雪ランデブー#4
六花ちゃんひどいよ六花ちゃん。いろいろとひどいよ。
複雑に揺れて絡み合う恋心の連鎖。切のうございます。
しかしここのところ、とにかく六花が、いかにも「女性的」すぎて、いやはたから見ている分には面白いし魅力的ですが、葉月がなんで惚れてるのか不思議に思えるようになってきたのが、困りもの。第一話冒頭では、ほんとに可愛い女性だと思えたのに……。
旦那のことを思い出して泣いてしまうのも、いろんな意味でアチャーですよアチャー。
まあ、それは視聴者目線だから、ですね。六花としては、普通に、若い男の子から想いを寄せられたことをきっかけに、死んだ旦那の思い出から無理なく脱しつつあるというだけの話なのだけれど、視聴者(と葉月)には、旦那がまだそこに意志を持って存在しているのが見えるため、どうしても同情を寄せてしまう。
それにつけても、心が全然通い合っていない、ぐだぐだなデートでありました。葉月くんかわいそす。
思いを寄せられることを楽しみつつ、まるで応えるつもりのない六花と、果敢に戦いを挑んだものの、逆に思い出を掘り起こしてしまった葉月。あげく、同情と自暴自棄があいまって、身体を明け渡してしまうとか。
いったいどうなってしまうのやら。期待と不安と、少々下世話な覗き見感覚と。とにかく、うん、面白いです。
中村悠一が福山潤を演じているよ!と思えてしまった、身体のっとり中の演技にも、注目。ほんと、面白いです。
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BD。ノイタミナ後半なので、てっきりアニプレかと思ったら、東宝枠だった素晴らしい。何が素晴らしいって4巻で完結することだよねー。特典は若干地味ですが(1巻なのに、再録のラジオCDとイベント映像とか)お財布とスペースにやさしいことは重要。だと思うのです。