夏雪ランデブー#1(新)
サブタイトルがつかない形なのかな?それはそれで面白いというか潔い。
期待の通り、とてもノイタミナな雰囲気で、たいへん満足でありました。これだよなノイタミナ。これだよな。
声優の配置も良。主演の三人全員、個人的に演技が空きなタイプなのですよ。特に福山潤は、最近いろいろと気に入りの役が多い。
公式サイトのキャストコメントで知ったのですが、この作品、プレスコだそうで。
それぞれの役者さんの演技を存分に堪能できそうです。いやあ楽しみだ。
ちなみに、原作未読であります。ただし、例によって若干の予備知識(基本設定程度)は有り&冒頭部分を書店で試し読みしたことはありますが、ほんの数ページ。ちょっと面白そうだな、とは思っておりました。
で、予想通り、なんとも素敵な作品に仕上がっていて、嬉しい満足。
幽霊ものというのは昔々からの定番で、それゆえに陳腐になってしまう危険性の高いものでもあるわけですが、この作品の場合、原作からして年齢層の高い女性向けということで、しっとりとした雰囲気を保ちつつ、大人の世知辛さ、苦さといったものもひとたらし入れることにより、ぎりぎりのところで地に足をつけている感。
葉月のいかにもかったるそうな、リア充っぽい喋りやら動きやらがまた、いい感じです。何がいい感じって、恋路については感情移入出来るのに、痛い目見ても面白そうとか思えちゃうふしぎ!
……えっ性格悪い?承知しております、ええ。
とにかく話は始まったばかり、寝取り宣言で三角関係も開幕したばかり。
ノイタミナらしいノイタミナアニメ、じっくりと楽しませていただきますですよ。
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夏雪ランデブー 1 (Feelコミックス)
気になる原作。でも、ノイタミナアニメの場合、原作未読で楽しんだ方がいいってことが多々あるからなぁ。アポロン然り、うさドロ然り。作品により、その意味は違ってきますが。機会があれば、手を出したい所存。