映画『宇宙戦艦ヤマト2199 第二章 太陽圏の死闘』

 毎度お馴染み、特別興行。行ってまいりました初日の初回。
 劇場限定のBDを買う気満々だったのですが、なにやら特典映像に不具合があったらしく、整理券+シリアルナンバー記載の申込書配布の上、通販に振り替えられてしまったとか。
 それでも申込書の数には限りがあるとのこと、早めに行くに越したことはない。うむ。
 平日より早起き、平日より早出でした……どうゆうことなの。

 ポスター。キービジュアルは、ぐぐっとシンプルに古代と雪。
 第一章と比べると、劇場内での扱いもけっこう地味になっていたような。もう固定客相手の商売だしなー。

 前回に比して、年齢層は若干若返っていたような気がします。第一章の配信やBD発売を経て、いわゆるリアルタイム以外の「普通のアニオタ」層に届いた、ということかしらん。
 それでもまだまだお年を召した方は多かったし、アニメファンらしき層にしても、基本は年齢高めというか。SF系統の作品が好きそうな人というか。だいぶ先入観が入っていますがががが。

 で、本編、第一章に引き続き、面白うございました熱うございました幸せでしたニヤニヤしました。
 第一章ではリスペクト部分にばかり気を取られてしまいましたが、お話が展開し始めて、人間関係の方面が俄然面白くなってきた。

 古代と雪の不器用ラブコメはっじまっるよー、は規定路線として、他の女子キャラみんないい味&フラグ立て作業開始ですよ、ええ。ちょっとスイーツすぎねえかこの展開!?でも楽しいから許す!
 いやそんなに恋愛方面に振れているわけじゃないですが。女子たちがなまじ可愛いから、注視しちゃうってのもあるな。
 見た目もだけれど、全員、覚悟を決めてヤマトに乗ってきているわけで、そのへんがちゃんと下地にある。と、感じ取れる。
 個人的には真田さんの通訳を務めるクールビューティー新見薫@久川綾が声含め素晴らしすぎて、うっとり。
 恋愛以外だと、藪とか南部とか、若干の不協和音がドラマを盛り立てているのも楽しい(?)ところ。
 南部のヘタレメガネっぷりには、ときめかずには居られない……。
 新見と南部、と、近年稀に見る良いメガネが男女揃っちゃったんですけどこの作品。どうしてくれよう。

 一方、ガミラスの描写も増えてきています。
 いくぶんコミカルであったり、悲哀が滲んでいたり、の軍人さんたちもさることながら、何といっても今回はデスラー
 無駄にイケメン&山寺宏一ヴォイス&入浴シーンで登場と、オモシロ要素てんこ盛り。

 パンフレットより。
 まあ、まだ出番は少なくて、顔見せ程度なので。しかし「ヤマト」という固有名詞を印象づけるエピソードはきっちりあったので、今後に期待。

 作画については、人物が若干怪しくなってしまった箇所もありましたが(第一章が紛れも無い映画クオリティだったとすると、今回は部分によりOVAクオリティというか)なんだかんだで大画面で見た方が楽しめる迫力の戦闘シーン、宇宙空間の表現は、さすがの一言。
 今回は初ワープ、初波動砲、艦載機発進など、さまざまなギミックのお披露目がありましたが、いずれもSFとして見ても楽しめるいろいろが詰まっていて、たいへん満足。うう、SFたのしいよSF。自分のBD収納棚を眺めるに、九割がSF&ロボットアニメである。と、気がついた最近。

 実に堪能しました第二章も。第三章の公開、楽しみです。来年に予定されているTV放映で、もう一度リアルタイム感を楽しめるだろうし、すごく息の長いコンテンツになりそう。なって欲しい。なってくれる。
 まだまだ、お楽しみがいっぱい。

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 しかしBDが通販になってしまったのはかなしい。終わって帰ってきてすぐに見られる楽しみ、というものを、前回味わっただけに。通販体制にも不安が残りますが……とりあえず帰宅して即座に申し込みは済ませました。ちゃんと届いてくれますように。

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