つり球#11「伝説のビッグフィッシュ」
タピオカまじ有能。まじでまじで。
嵐の中のクライマックス、大盛り上がり熱血で、わくわくどきどき見ました。
だいぶシリアス度が増して、深刻さも増して、けれど決して暗い方向には行かないのが、やっぱり魅力。
ハルが別れについて切り出した時も、歩ちゃんが男前すぎて、青春爽やかすぎて、お前ら釣り大好きだな!すぎて(えっ)、切なくはあっても、しんどい方向には行かない。
一服の清涼剤、という言葉が、ほんとにしっくりはまる作品であります。
とは言うものの、事態はだいぶおおごとに。目に線の報道には思わず笑っちゃいましたが(ユキの顔が初期設定の人相悪いバージョンなのもなお可笑しかった)それどころじゃないんだな、うん。
江の島の危機、世界の危機。世界の危機が起こっている場所は、すなわち世界の中心。
それを自覚しつつ、不適に笑っちゃう四人が、頼もしくて格好良くてかわいくて、まあなんだ、大好きだ。うん。
ここまでに細かく張ってきた「赤」という色の伏線や、ユキが寝転がって「たいせつなこと」を考えるという描写等も、いい具合にアクセントとして効いていて、ああ、そうか!そうだよな!と見ていて腑に落ちるのが気持ち良い。
つり球って、実は、第一話から見ると、すごく細かいところにも伏線や描写を置いてあるんですよね。そういう仕込みって大好きなので、たまらんです。
しかし最終局面、暴風域だしルアーは壊れるしハルは妖怪アンテナ立ってるし、という大ピンチ状態で終わっちゃって、いったいどうなるのこれ最終回はどうなるの。
でも、まあ、どうなるにしても、良い意味での安心感はあります。きっと爽やかに、少し切なく、楽しい雰囲気で。終わってくれるんだろうな、と。
ほんと、来週が楽しみです。
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なんだこれ可愛いな!BD/DVD第2巻のジャケットはハル。とすると、3巻・4巻は順当なところで夏樹・アキラとして、残り2巻はどうなるんだろう。全4巻ならおさまりが良かったのになー。
ところでリンクはDVDです。Amazonとアニプレの冷戦状態は何時まで続くんだろう……BDだけ取り扱いを絞りまくっている、ということは、やっぱりこういろいろと勘繰っちゃいますよね。