宇宙兄弟#10「バスバス走る」

 三次試験、開始。……なのかな?開始前、なのかな?
 バスの中から始まる試験。六太は相変わらずのマイペースなのであります。
 監視カメラの件もそうだし、ここまでずっとそうだけど、何でも良いほうに良いほうにと誤解されることが、実は六太の最大の才能なんじゃないかしら。

 バスの中でのエピソードも良かったですが、今回の見どころはやっぱり久々登場のシャロン
 言葉のひとつひとつが美しすぎて、あまりにも理想の「導く大人の女性」すぎて、でも池田昌子の声で喋られたら納得するしかないよ、うん。
 で、南波母のほうを対照的に、いかにもえーかげんな日本のおかあちゃんにしてあるあたりが、良いバランス。
 見送りせずに寝こけているのは、ある意味有り難いよなあ。期待は反転し重圧となる可能性を内包しているものなんだし。
 でもって、おやつは用意しておいてくれる。がさつで適当な心遣いなんだけど、その緩さが、なにやらイイ。
 しかしおかしを見た瞬間、咄嗟に「賞味期限は大丈夫なんだろうか?」と思っちゃったのは内緒だ。

 移動を終えて、いよいよ次回は閉鎖空間での試験。ここは原作でも評価の高いあたりで、期待が高まります。
 続きが気になる度がどんどん上がるので、じりじりしちゃって、毎週待つのが大変なことになりそうだけど。

 だから原作が売れているんだろうな……納得。でも、原作を読んでから見ても、じゅうぶんに楽しめるアニメです。

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 6月22日発売予定のOP。原作者が手がけたジャケットにコラボ漫画、パッケージはコミックと同じサイズ、DVDつき。とか、いろいろと盛りだくさん。面白いことたくさん。でも、何よりも、楽曲そのもののパワーが物凄いと思います。この曲。絶対ヘッドフォンで聴いちゃうもんなあ。

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