聖闘士星矢Ω#10「決死の奪還！もう一人の黄金聖闘士！」
全体に展開が速いなぁ、と。悪い意味ではなく、むしろ好印象を持っています。さくさくと物語が進んで、見どころもちゃんとあって、ストレスが溜まらない。
一本の話の中で、起伏がとても激しい。陽道作戦から潜入、救出、敵本拠地の秘密を垣間見て、一触即発の中を脱出、追撃を受けての戦闘、「ここはおれにまかせてはやくいけ」、でもってシリーズ全体のキーキャラクターである星矢の出現と消滅。いやあ、山あり谷あり。
ちゃんと全員に少しずつ戦闘やら会話やらの見せ場があり、なおかつ光牙はしっかり主人公していて、ヒロインのヒロイン力は留まるところを知らない。素敵。
アリア救出がわりとあっさりと叶ったあたり、個人的には良い感じでした。
昔のアニメなら、ヒロインはいつまでもいつまでも囚われの身だったと思うんですが、今やるなら、さくっと救出して、その後さらに波乱万丈の展開にした方が面白い。
まずは光牙とアリアが名乗りを上げないと……いつまでも「謎の少女」では、どうにもすわりが悪いというのもありました。
それにしてもアリアがテラ能登。ほんと久々の能登らしい能登で、ひたすら堪能しております。ちなみにマイ・ベスト・能登は、忘却の旋律たん。キャラクター的にだいぶ近いかもしれない。
作画も良好（第一話以来の馬越嘉彦作画監督回でした）で、いろいろと堪能出来た今回でした。
星矢も麗しかった。うん。あっという間の消滅でしたが……。
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聖闘士星矢 DVD-BOX 1 ペガサスBOX
旧作のDVD-BOXは十年前に発売されて、現在はほぼ品切状態。最初の方はかろうじて在庫があったり、中古価格も手頃ですが、最終のフェニックスBOXあたりになるとプレミア価格化しているという。Ωを機に、あらためて廉価BOXとか出さないのでしょうか。今だとBDで出せ、と言われそうだし、そうするといろいろ面倒くさいのかもしれないけれど。
