機動戦士ガンダムAGE#34「宇宙海賊ビシディアン」

 この謎の海賊の正体は、いったい何者なんだ……。
 とかボケようと思っていたら、Aパートの時点でばらされてしまったでござる。がっかりだよ!

 と、まあ、アセムさんワイルドに海賊だぜ編。でした。ともあれ、ご無事で何より。フリットの呪縛から逃れられて何より。
 でも戦って再度偉大な父親として認めちゃったのは、ちょっと残念。
 キオに対する態度が、まるでかつてのフリットのようで、そこも残念。
 成人まで統一していた声優が今ごろ変更で声変わりしているのは、物凄く残念。
 江口拓也のどこか内省的な声と演技が、アセムに凄くハマっていたのになあ。

 しかしスーパーパイロットとして健在なのは嬉しかった。というかその言葉を今でも大事にしていることに、うっかりじんわりしちゃったりなんかして。
 アセムは実質、フリットの息子というより、精神的にはウルフの息子だよなあ。白から黒へ、モビルスーツの色は全然変わっちゃいましたがね。どういう心境の変化があったのか。何があったのか。

 目的も何も判明せぬまま、横槍が入ってしまうのは鉄板展開すぎて笑っちゃいましたが、息子を助けたあたりはなんだかんだでぐっと来ました。パパえらい。うっかりかばって死んだらどうしよう、とも思いましたけれど。
 アセムってなんだか、登場の瞬間からずっと、無駄死にフラグが立っているような気がして……。

 一方、ヴェイガンでの、ゼハートとフラムのやりとり。
 ゼハートの良い人、というか良い司令官っぷりがアピールされて、なんだかいいシーンでした。ここもまあ過去作から持ってきたシーンらしいですが、とにかく苦労人なゼハートを描写するには良い選択だったかと。

 こうなるとアセムとゼハートの再会が早く見たいところですが、というか互いに動静を知っているのか、まさか呼応した動きをしているのか、うーんうーん。そんな素敵シチュエーションをやってくれるわけないよな……この作品で……。

 なんかアセムのことだけで盛り上がってしまった本日。今後、あまりダメ大人キャラになってしまわないよう、祈っています。けっこう本気で。

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HG 1/144 ガンダムAGE-2 ダークハウンド (機動戦士ガンダムAGE)
 HG、7月発売予定。って随分と先だ!ガンダムAGEのプラモデルは、だいたい本編に登場した時点でHGやMGは発売済というパターンが多かったので、意表を突かれました。
 しかしダークハウンドのデザインは……うーん。海賊ガンダムというなら、クロスボーンという先達がいるわけですが……うーん。

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