つり球#8「嬉しくてファイティング」

 メガネ+黒髪短髪は正義。
 夏樹が最初から短髪だったらヤバかった……ふうやれやれ命拾いしたぜ。何がだ。何かがだ。
 でも世の中的には夏樹断髪は不評なのかしら。どうなのかしら。個人的には短い方が好きですが。何がいいって、うなじですね。うなじ。うなじは正義。

 と、まあ。それは置いといて。

 アップダウンの激しい、起承転結の「転」そのものといった感じの回でした。
 宇佐美さんちの家庭の事情、真田さんちの家庭の事情、ハルとアキラの構図の変転。いずれも内容ありあり、充実。

 宇佐美家に関する一連は、雨振って地固まる、といった趣。ようやっと夏樹と保が、物理的にも精神的にも向かい合って話をしたことに、見ている者としても嬉しいというか、ほっとしました。しらすカフェ、いいじゃない。バスプロ、いいじゃない。
 とにかく前へ進む、ということの意味を、身をもって教えてくれる大人がいる。素敵です。

 素敵といえば、ケイトは本当に素敵な人で。
 ユキの、素直ゆえにとりとめのない、訥々とした話を、優しく優しく聞いてあげて、けれどやはり少しだけ目が潤んでいるあたりがなんとも言えず、じんわりと。
 ユキのおばあちゃんっ子っぷりは、可愛いんだけど、危うくも見えるなー。いわゆる依存というわけではないですが、ケイトに何かあったら、ぽっきり折れてしまいそうで。友達が出来たことで、支えとなってくれるかな。なってくれるといいな。

 ハル(&ココ)については、これまで断片的に出ていたり、それとなく示唆されていた情報が、きっちりと整理された感じ。ただ、竜と天女の伝説とどう結びつくのかが今ひとつ分かりませんが……ハルは竜なのか、天女なのか。っていう。第一話のアバンで天女のイメージを引っ張っているのが気になるのです。ううむ。悟った風になっちゃってるのが怖いフラグ。ううむ。
 アキラは気がつけばこんな熱い奴になっちゃって、うっかり感動してしまいました。というか根が善人なんだろうなあ。しかしDUCKの皆さんにこんなにあっさり切られるとは思わなかったぜ……ヤマーダさん人望ないよヤマーダさん!

 ご家庭のドラマから、世界の危機。毎度振れ幅が激しくて、でも、きっちりと「つり球」という作品の世界に収まっている。
 良い意味で、箱庭的な印象があるのは、江ノ島という舞台と、特徴的な背景美術のおかげでしょうか。
 いずれにせよ、楽しい楽しい。毎週、満喫しています。この世界。

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つり球 大判マウスパッド
 購入いたしました。職場で使っています。堂々と。痛いひとがここに居るよ!

 まあ、その、過疎部署だし、キャラクターがあまり出ないようにマウスを乗せていれば、江ノ島の風景イラストなマウスパッドに見えなくもない……かもしれない……うん。
 大判、と言っても、まあ通常サイズ。無駄にワイドサイズなので、環境次第では使いにくいかも。そして、ぺらっぺらに薄いです。厚さ1ミリと表記されていますが、大嘘。クリアファイルの素材と下敷きの素材の中間くらいを想像していただければ。しなしなにしなります。滑り止めも甘いので、両面テープで机に貼り付けて使っていたり。
 ボール式・光学式、両方対応とのこと。ボール式マウスで使っていますが、特に違和感も無く、快適。薄いのも最初はどうかと思ったけれど、これはこれで。マウスパッドの段差が気になることが無い、というのは、結構よいかんじです。

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