機動戦士ガンダムAGE#28「地球圏の動乱」
一年後……一年後?
一年あったら戦争だって出来ちゃうんですよ!?
相変わらずの大雑把さであることよ。
しかし、フリット自身が反逆者になっちゃうのかと、どきどきしましたよ最初。相変わらずのフリットの存在感と、アセムの存在の軽さ。実働部隊なだけで、ドラマに全然絡んでいないとか、どうなの。アセム編、最終回。のはずなのに。
だいたいにおいて予定調和というか、サプライズはなく、大きなドラマもなく、淡々と終わってしまいました。
首相が反逆者だったなんて!というのがサプライズだったのかもしれませんが、正直、何の伏線もなしに(グルーデックの遺した言葉はありましたが、この首相自体についてや、正体についての伏線はそれきり無かったような)初登場のキャラクターを裏切り者だった!とか言われても。はぁ、そうですかぁ。としか。
一族の過去の所業がどうとか、少しでも伏線として出しておけば、ここまで唐突に感じなかったのになあ。つうか首相やるような政治家で、そのへん洗われないわけないでしょ……相変わらずのツッコミどころ。
ちなみにけっこう長いこと、子安声の金髪参謀(名前が覚えられない……アルグレアスですって覚えられんよ!)が裏切り者なんじゃないかと疑っておりましたよ、わたくし。予想は外れてしまったけれど、全然悔しくもなんともないや。
そうそう、唯一ちょっといいな、と思ったのは、アセムの乗る機体が純白であったこと。どう見てもウルフさんリスペクトです本当にありがとうそしてありがとう。
ほんと、ウルフさん死なせる必要なんて、どこにも無かったのに……。
とりあえず、地球側の膿は出しちゃってから三世代目にバトンを渡すというのは、わりと有り難いことではあります。
キオ編はもう少し、すっきりさっぱりと。っていうか、下手に小難しい話をやとうとするとぼろが出るのは明白なんだから、単純明るい勧善懲悪ガンダムでもやっちゃえばいいんだよもう……。
アセム編は、最初はそれなりに楽しめたから、キオ編も一応少しだけ、期待……というほどではなくても、出来るだけフラットに見ようと思います。
アセムさん本当にお疲れ様。君(と、ウルフさん)だけは、まともなキャラで、良かったよ。助かったよ。
ロマリーは正直(自粛)だと思うが、幸せな家庭を築いてくれ。
◆amazon link
BB戦士 No.371 AGE-2 ガンダムAGE-2 (ノーマル・ダブルバレット) (機動戦士ガンダムAGE)
5月31日発売予定。BB戦士シリーズでもしっかり出るのか。っていうかBB戦士シリーズってずっと続いていたのか……No.371って、どんだけだ、どんだけ。