つり球#2「悔しくてユニノット」

 前半はモノローグだらけでどうなるかと思いましたが(個人的にモノローグによる物語の進行は好みじゃないので……)中盤以降はいろいろと見どころがたくさんで、第1話に続いて、終始ニヤニヤしながら見てしまいましたわ。
 前半のモノローグ多用は、ユキの鬱屈をより鬱々と見せ付けるためのものでもあった……のかなあ。いずれにせよモノローグは安易で楽な手法なので、どんな作品であれ、アニメであれ実写であれ、好きにはなれませんが。

 そういえばOP映像は初公開だっけ。これまたゆるゆるカラフルたのしくて、ほんとニヤニヤ。本編ではあんなにスカしている夏樹が一緒にゆるゆる踊っているとか、ゆるゆるニヤニヤが止まりませんよ。

 とりあえず、ユキが前向きに(?)釣りを始めるまで。だったわけですが、合い間にも新キャラ登場やら小ネタ&伏線の仕込みがぼちぼちと。
 女の子の投入、良いですねぇ。さくらかわいいよさくらこの子は俺の天使かもしれないと登場の瞬間に思いました(三ヶ月に一回くらい出る病気)。さくらが出ると夏樹が「おにいちゃん」になるのもオイシイ。
 夏樹の家庭の事情やら、ケイトの体調の不穏な様子やら、若干翳のある描写も出てきたりして、そのへん不安ではありますが、雰囲気だけで楽しませるわけじゃなくてちゃんと物語としていろいろ展開していくんだなあという期待感の方が大きかったり。

 実際、見た目の派手さに惑わされるけれど、本筋はきっちりと青春やってるし。ユキの成長ものとか、各々の友情ものに、ちゃんとなりそうな雰囲気がある……というか、今回既にその萌芽があるし。
 四人目のメインキャラであるアキラも転校してきて、いよいよ本格的に話が動くのかな。
 ゆるゆる動いていくか。うごうご動いていくか。
 どっちでもOKだ。歓迎だ。

 本当に凄く楽しんでいます。アニプレじゃなかったら(すぐにBOXを出す前科持ち&現在Amazonではトラブルでもあったのか購入不可状態)そして全6巻じゃなかったら(1クールはやっぱり全4巻程度に収めて欲しい……)BD購入も考えたんだけど……なあ……。

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 つり球特集のオトナアニメディア。内容充実らしく、ちょっと気になる、んですが、以前購入した時、大人向けというよりふじょし向けっぽい内容で、げんなりしちゃった過去があり、手を出すのが躊躇われます……アニメディアだからなあ。しょうがないかなあ。

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