機動戦士ガンダムAGE#26「地球 それはエデン」

 まさかの、というより、来るーきっと来るー。と思われていた、ウルフさん退場の巻。
 そして鬼のような死亡フラグを立てておいて、ちゃっかり生き残るオブライト。というか、もしかして、ミスリードのつもりですか?いやいや、まだ油断は出来ないけれど。

 ウルフさん、フリット編から通して、唯一、好きになれたキャラだったので、なんというか自分内の継続視聴モチベーションが大幅にダウンしてしまいましてよ。がっかり。ほんとがっかり。
 言動がブレない、ちゃんと大人の振る舞いをする、一個のキャラクターとして魅力的。という、ガンダムAGEの奇跡でしたから。個人的に。
 実は今週、リアルタイム視聴が出来なかったので、先にちらっとツイッター上でネタバレを見てしまい、その時点でショックでしたが。実際に見てみたら、さらにショック。別の意味で。
 全然、感動出来なかった……。

 フリットの回想にしろ、ミレースにしろ、もっともっと盛り上げることは出来たはずなのに。とにかく台詞の滑りっぷり、悲劇の滑りっぷりが、フリット編でのブルーザーやドン・ボヤージの死亡シーンを彷彿とさせる。と思ったら日野単独クレジット脚本とか、実にわかりやすいな!もう!木村暢に任せとけよ!

 ストーリーは、一応(?)アセム編クライマックスに突入している模様。相変わらず新兵器は凄い!と感動する前に、それってどうなの?と首を傾げる微妙さで、戦術も戦略も読み解くのが大変な行き当たりばったりの展開。そんな中でキャラクターが死亡しても、感慨が湧かないのが、逆に悲しい。
 デシルも退場っぽかったですが、あれは、後から出てきてもおかしくないよなぁ。
 しかしウルフがデシルの手にかかるとは、意外でした。てっきりゼハートにやられるかと。でないと、アセムの振り切りが足りないし、フリット・アセムと二代続けてデシルへの因縁を持つのは(しかもデシルが小物化した現在では)燃えというより使いまわし的な飽きが来る印象です。
 これでデシルが実は生きていたりメカデシルになったりして、三代目にも絡んできたりしたら、相当うんざりするだろうなあ。

 アセムがスーパーパイロットの名乗りをあげるシーンはそれなりにカタルシスがありましたが、これだけのために退場した(と思えてしまう)ウルフさんが不憫で、そればかり。あー。

 とりあえずアセムもわりと好きなキャラになってはいるので、次回どうなるか、一応期待はしておきます。
 あー。でも、ウルフさん退場は、絶対作品にとってマイナスだと思うんだよなああぁあ。

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 ウルフさん追悼ということで、歴代の機体を並べてみる。こうして見ると、結構というか流石というか、格好良かったよなあ。乗っている人補正込みで。
 ことAGEについては、この先はもう、白い機体は出せませんね。いろんな意味で本当にもったいない。

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