戦姫絶唱シンフォギア#12「シンフォギア」

 いやー熱い燃える泣ける。でも同時に笑えるのはなぜかしら不思議!
 最後までそんなアニメで居てくれそうです。

 先週ラストのクリスの絶唱リピートから開始で、テンション高く。そして響の闇化。ここまで引っ張ってきただけのことはあって、なかなかに怖いというか、こりゃ途方に暮れるよね、という。
 ちなみに私としては、ここで未来が飛び出してきて響を抱きしめたりして戻るのかな、と、ずっと身構えていたんですが、全然違った。うん。

 黒響を、黒いまま、怖ろしい存在のままに、受け止めてしまった翼が、学院においてもシンフォギア奏者としても先輩の貫禄でありました。
 その後の特攻では、今度は奏が出てきて(しかしこの精神体との会話、何度目だろう……ここまで取っといてくれたら、感動の度合いも上がっただろうになー)お姉さんぶっていた先輩から一瞬でスピンアウトしてしまうのが、また面白かった。
 シンフォギア奏者たちの間の力関係というか人間関係、面白いなあ。奏とクリスも入れて、四人の状態だったら、もっと面白かっただろうなあ。
 そう考えると、少しばかり切ないですね。もっとも、奏が現役だったら、響はこの場に居ないわけですけれど。

 第1話の少女の再登場は、流石にご都合主義のかほりを漂わせつつも、なかなかに感動的でありました。ひたすらに「お姉ちゃん」を信じている様子がけなげ可愛かった。それにより、クラスメイト達の心も立ち上がっていくのが、また良かった。
 なんだか、アレだな。
 お姉ちゃん<お姉ちゃん<お姉ちゃんな構造なんだな!?

 そして、響、再起動。なぜか全員復活……スーパー化して復活!
 理屈は分からなかったですが、復活するならすればいいじゃない。クリスも翼も、もう一度、肩を並べて戦えばいいじゃない。

 泣いても笑っても(文字通りだなあこの作品の場合)あと一回。さらなるテンションMAX、期待しています。

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 ちゃっかりBD1巻のジャケットにも居る幼女さん。そうか、これも伏線だったのか!
 こうして見ると、すごく「ヒーローもの」のジャケットっぽいなあ。歌という要素を取っ払うと、実際、普通に変身ヒーローものだものね。

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