ラストエグザイル-銀翼のファム-#20「Triple rook」
いよいよ、文字通りの最終決戦。
役者は勢ぞろい、振られた役回りもきっちりと、気持ちよく突入してくれました。
……えっ?ディアンとアルヴィスが居れば事足りた、ですって?
とんでもない。ジゼのナビが無かったら辿り着くのにもっと手間取ったじゃないですかぁー。
……えっ?誰か忘れているって?
やだなあ、そんなことは。
というか、今になって振り返ってみるに、実質の主人公はやっぱりミリアなんじゃないかしらこれ。
今回は軍服で艦隊指揮を執る姿も勇ましく、演説もなかなかに感動的で、ヒロインしているなあとしみじみ思ったり。
エグザイルで相殺するシーンも、ディーオはこのためにここに居たのか、と思いつつ、ちょいとカタルシスがありました。ミリアの重要度がさらに増していた為でしょうか。ここまで、いろいろと辛いこと、しんどいことが多かったし。
ともあれ、死んだと思われていた(いや半信半疑というか八割がた生きている気がしていたけれど)人物が颯爽と登場したり、この最後の最後になってアナトレーの援軍とやらが(察するに前作のキャラクターですか)登場したりと、なかなかの盛り上がりを見せてくれます。
艦隊戦、旗艦突撃、艦載機発進と敵要塞内部への侵入とか、良い意味で王道一直線、たいへん楽しゅうございました。
それらひっくるめて、基本のラインは「アウグスタ・サーラを救うため」であるあたりも。とらわれのお姫様を救いに行く、といった雰囲気もあり。
次週、最終回。半年つきあいました。最後も、しみじみと見ようと思います。
グランレース、楽しみにしてる。
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コミック版。こちらは前作の続編です。前作主人公やメインキャラががつがつ出てくる、完全な「続き」。ちなみに雑誌連載時に何度か読みましたが、ほんとに続きものなので、冒頭に説明があるとはいえ、アニメ前作を知らずに読むのは厳しい……かも。
逆に前作ファンであれば、とても楽しんで読めるのではないかと思います。
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