戦姫絶唱シンフォギア#10「繋いだ手だけが紡ぐもの」

　もう司令×クリスちゃんでいいじゃんねー。そんなクリスちゃん萌え回でした。えっ違う？
　いや、男女のというよりは、親子の情に近そうですが。

　了子の正体バレ、っていうかバレバレだったけど、アバンでこんな展開をかますとは、びっくりでありました。
　しかし了子って、決して好きではないのだけれど、お話の展開上の存在としては、すごくいいキャラだなーと思います。
　程よく愛嬌があり、程よく腹黒で、程よく覚悟がある。どう動いても納得がいく存在であり、どう動いても意表を突ける存在でもある。

　というか、終盤に来て、キャラクター配置がやっと綺麗に収まるべきところに収まったというか、かっちりとはまった感があるというか。
　それぞれの演じるべき役割を果たすべく、準備は整った、といった風情。

　ともあれ、今回の目玉はやはり、シンフォギア奏者三人の共闘でした。クリスの動かし方も、司令による青臭い台詞の効用込みで納得のいくもので、ああ、いいなあと。
　そうそう、ぶっちゃけ今までクリスには全然興味が無かったんですが、今回は掛け値なしに可愛く思えました。王道の中の王道なツンデレ、いいじゃないかいいじゃないか。ここまでツンが強いツンデレも、昨今はレアものですから、稀少種として愛でたいものです。
　司令とのやりとりもさることながら、響に対する照れギレの可愛いこと。
　実質ヒロイン回だったなあ。素晴らしい。

　でもって和んだところで、ラストにまた一波乱。未来と響の会話、響ってば死亡フラグ立てすぎ！と思っていたら、逆サイドを突いてくるとか、なかなかやってくれます。
　それにしてもこの作品、引きがいいんだよねぇ。いつも。次回が気になる、次回が見たい、と思わせてくれる。
　これ大事。すごく大事。

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戦姫絶唱シンフォギアキャラクターソング2 立花響
 戦姫絶唱シンフォギアキャラクターソング3
　キャラソン、続々発売中＆ヒット中。こうして並べると、対になっている感がありますね。響のパワフリャな笑顔がかわいい。翼の凛々しい決め顔が美しい。いずれもそこはかとなく（？）楽曲のイメージに合ったイラスト、表情。よいかんじです。

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