夏目友人帳 肆#9「月分祭」

 夏目さんの全方位お人好しっぷりは今日も健在、今日も素敵に巻き込まれ中。
 しかし神様の身代わりって、頼まれごとのスケールもどんどん大きくなる一方であります。

 このエピソードは原作で読んだ記憶があるので、わりとゆるりとした気持ちで見ました。相変わらず、原作を尊重しつつ、アニメらしい刈り込みも丁寧に行っていて、見ていてほんと安心感があります。
 そして、既読であるがゆえに、二話連続になることも予想はついていましたが、わりと強い引きだったのは意外。

 見どころとしてはやはり夏目の「神様装束」姿。
 それと、名取の立ち位置の絶妙さ。石田彰のやさしいけど腹黒そうな声がいい感じにキャラクターの方向性をミスリードしているのがポイントかな、と。
 柊との関係性も、変な意味じゃなく何処かしら色っぽくて。緊張感を保ちつつ信頼も結んでいる、というのが、大人の処し方だなあという。

 ところで、アニメで声に出して名を言うと、「豊月」の音は「ほうづき」で、……鬼灯っぽくて、なにやら美しいですね。

 そんな発見もある。良アニメ化。

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 またまた雰囲気が良すぎるジャケット。そういえばニャンコ先生、今回はあまりにもへっぽこすぎて、思わずアチャーな気分になりましたよ。本当は強いニャンコ先生の再登場求む。求むったら。

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