戦姫絶唱シンフォギア#8「陽だまりに翳りなく」

 序盤、クリスと未来との邂逅が、あまりにもお約束過ぎてうっかり微笑ましくなっちゃったりしました。というか、なにこの凄いNTR感。響が気の毒すぎる。

 などとネタ的に思ったりもしましたが、最後にはきちんと和解し、雨降って地固まる的なことになり、ほっと一安心。

 相変わらず、粗があらあらうふふってレベルに粗が目立つ作品なんですが、どっか憎めないアニメであります。
 粗雑なシーン繋ぎ、慣用表現の誤用の多発、必殺技シーンや変身シーンで毎回笑っちゃうのも、どうなのっていう。
 今日の出色は、スマートフォンでの会話のシーン。あれ最初は無言、無音で処理して、文字を見せなかったことで、おおっこれは凄いぞなんだか見応えあるシーンになってるぞ勇気ある演出だなと思ったら、あとになってしっかり振り返って、なんかテロップで流してるし!?
 ……ああ、不思議だ。この感性が不思議だ。

 でも、なんというか、これらのアラアラを凌駕するというか、むしろ内包しているのか、ものすごい容量の愛嬌があると思うんですよ。

 とどのつまり、真摯さなのかもしれない。あるいは、愛とか。
 作品を真っ直ぐに想い、取り組む気持ちが、ちゃんとあるから、見ていてどっかしら胸打たれる。ほんと毎回ふがふが笑いつつ、うっかり引き込まれるシーンがある。
 今回で言えば、やっぱりラストの響と未来との会話。アニメの一場面としては凄くありふれたもので、気恥ずかしくなっちゃうレベルなのに、なぜか愛おしく思える不思議。ああ不思議。

 しかし、お話は少々取っ散らかっている気がするので、そろそろ収束へ向けて加速して欲しいですね。
 クリスの扱いが難しそうですが……焦点をどこへ当てていくのか。

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戦姫絶唱シンフォギア キャラクターソングシリーズ1 ツヴァイウィング
 先日アニメイトに行ったらば、これが流れていてですね。すげぇ格好良いのね……うっかり欲しくなった……。
 そのうちiTunesででも買おうかなと思っています。高山みなみ、やっぱりいい。よね。

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