夏目友人帳 肆#7「人と妖の間で」

 先週のエピソードを引き継いで。
 おもしろ回だった前回とは違い、良くも悪くも、あやかしバトル有りのほうの「いつも」の夏目友人帳でございました。
 女子高生型ニャンコ先生は、サービスサービスゥ。ということでひとつ。

 そうそう、付け加えるならば、田村くんがんばる。の、回。
 そして、妖怪のみならぬ「友人帳」であることを、再度確認するお話でもありました。

 いずれにせよ、すべては夏目を中心に。
 夏目という存在、主人公が主人公として物語の中心にきっちりと据わっていることが、この作品の気持ち良さ、安心感の基盤となっているんだなあ、とも、再確認。

 しかし名取はおいしいところを持ってくるなあ。なんというか「持っていく」ではなく「持ってくる」な印象があります。
 今回に限らず、一歩引いた場所から、夏目を引き立てる。悪い意味じゃなく、天性の引き立て役とでも呼ぶべき存在。
 あるいは、子どもの為に道を示す大人としての存在感、なのかもしれない。……ま、反面教師なんですけれども。

 自分とは違う道。
 決して自分の道を後悔するわけではない、それはそれとして受け入れつつ、後進たる者には、また違う可能性もあるんだよ、と指し示す。
 ほんと、いいポジション。

 次回もまた大人なエピソードが続くのかな。
 的場関連を進める序をやって、クライマックスを作って、と。
 そろそろ折り返し。1クールって短いなあ。

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 なにこれ可愛い。シチュエーションいろいろ楽しめて、バラエティ豊かな夏目グッズ(というよりニャンコ先生グッズ)、いいよなー。一般人に見られても「かわいいねこちゃんのグッズ」で通じそうだし。通じるかな。通じるよね……?
 しかしバッグの方、何か思い出すと思ったら、デジモンアドベンチャーのゴマモンだ。懐かしい懐かしすぎる。

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