夏目友人帳 肆#6「硝子のむこう」

 なんですかなこのサービス満点すぎるエピソードは。っていうかEDクレジットの「夏目型ニャンコ先生井上和彦」に吹いた。
 瓶詰め夏目だけでもたいへんご馳走様、井上和彦ヴォイスで動き回る夏目型ニャンコ先生に満腹至極、しっかり気づいてくれたうえ毎度の遠慮合戦に勝利する田沼で……あれ、なにこれ、大笑いしていたのになんで感動してんの困ったもんだ!

 基本的にコミカルというかギャグタッチのシーンの連続は、この作品において珍しいものですが、しっくりとはまって楽しゅうございました。というかニャンコ先生は便利だな。元々、コミックリリーフとして優秀ではあるけれど、一瞬でシリアスキャラに立ち返ることが出来るあたりで、ギャグとシリアスを繋ぐ鎖として、絶妙のポジションを誇っております。

 それと、今回のエピソードが殊更に「おいしく」感じられるのは、楽しいかわいい面白いということとともに、日常側のおなじみキャラとのやりとりでもって、話に緩急をつけているからですね。
 夏目友人帳の世界、夏目を取り巻く人々に分け入って、ほんわかにんやり眺める楽しみ。

 前回、前々回のようなエピソードも勿論素敵なのですが、視聴者の知らないゲストキャラクターが話の中心に据わっているため、どうも見ている方もお客様気分を抱いてしまうというか。二重写しで見ることになってしまうというか。
 客観性を高く保つのは、おそらく、いわゆる「泣かせる」エピソードだったからということもありますね。あえて距離を置いているという。

 しかし二話連続になるとは思わなかった。次回はわりと普通に、いつもの雰囲気の夏目っぽくなるかな。
 それも勿論、歓迎。楽しみに待ちます。

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 夏目友人帳/モバイルポーチ/すやすや
 なにこれ可愛いんですけどモバイルポーチですって。そういえば夏目達がスマートフォンどころか携帯を使っているシーンも見た覚えが無いんですが、一応現代が舞台なんでしたっけ?制服もちょっと懐かしい感じで、そこがまた良いんですけどね、ええ。学ランって素晴らしい。セーラー服に勝つる制服無し。

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