BD「UN-GO」初回限定版1巻
購入いたしました。
勿論、因果論込みで全巻揃える予定。
シンプルなパッケージですが、美麗なイラストが良く映える紙+加工。新十郎さんかっこいいです。
パッケージ裏には何故か超短編連載小説が。パッケージ連載って面白いというかサービス精神に感服。ちなみに「1/5」となっていますね。全4巻+因果論で完結ということか。
内容物は本気で地味でした。ブックレットも無いよ!ペラ紙が一枚だけ!
まあ、東宝だし……?あまりアニメのパッケージというもののノウハウが無いのかも。
メニュー画面。こちらもシンプルながら、BGMが例のギターなので、メニューを出すだけで微妙に嬉しいという罠。
映像特典は因果日記(第一回・第二回)、ノンテロップOP&ED、人物相関図(静止画)、虎山レポート(静止画)、次回予告。って次回予告を特典としてパッケージに載せんなよ!
殆どがWEB掲載済の素材ながら、こうして手元に保管しておけるのは安心感があって嬉しい。
ノンテロップOP&EDは面白かった。凄く面白かった。
何がって、OPのノンテロップの物足りなさがすさまじい。「こ、これは、未完成品……!」と思ってしまう。
テロップを完璧に作品の一部として据え付けた技の素晴らしさを(背景に埋め込むタイプのものもありますが、それとは別のベクトルで、あくまで「テロップ」のままで、というのが味わい深い)堪能出来ました。
逆にEDの方は、テロップが無いことで、一枚一枚のイラストの完成度の高さを再確認させられます。動く絵本のような可愛らしさと、幻想的な雰囲気、悩み惑い悩まされ惑わされるミステリの迷い道。というイメージの奔流。
いや、面白いわ。テロップ有りで生きるOPと、テロップ無しで生きるED。ひとつの作品で、同じ制作スタッフで、この二面性を打ち出してきた心意気に痺れます。
さてさて、初回限定特典の目玉、特典CD。
内容は、オーディオ・ドラマが14分。長田安の「ブルーライト・ヨコハマ」アカペラフルコーラスが2分。
このうち「ブルーライト・ヨコハマ」は、まあ、TVで流れたあのままなので。アカペラってさあ……どうなの……オケつけようよ。ねえ。両方収録すればいいじゃない。ぶつぶつ。
ま、置いといて。問題はオーディオ・ドラマ。
いや、あのね。これはひどい。本気でひどい。良い意味でも悪い意味でもヒドイ。
内容はまあ、因果が海勝屋敷にメイドとして入り込もうとして、メイド長が暴走して、っていう宣伝文句通りなんですが、とにかくもう、鬼のようなメタメタなメタネタ。ドラマCDにおける脚本論が始まった時にはどうしようかと!思っただろ!おいこら!
……えーと、でも、その、面白かったことは面白かったんです。物凄く面白かったです。
元来、ドラマCDは一度聞いたら滅多に聞き返さないたちのワタクシとしては、こういう一発ネタも全然OK、有り有りですから。
でも、真面目なサイドストーリーを期待していたら、怒り出すかもしれんなあ。とは思いました。
全巻このテンションなのかなぁ……しかしこのテンションの中に放り込まれた勝地涼ってのは見てみたい、もとい聞いてみたい気もする。
ともあれ、BD第1巻、堪能いたしました。
右上テロップ無しの高画質で見るUN-GOは良いものよ。映像特典のついでに、うっかり再生を開始したら、第一話・第二話と、丸々見てしまった。やっぱり面白いよUN-GO。ああ、二期やって欲しい……。
全巻マラソン予定とは言っても、因果論含めて5本。TBの9本を終えた身には軽いものですよハハハ。ハハハ……。
おしごと、がんばろう。
◆amazon link
UN-GO 第1巻 初回限定生産版Blu-ray
ほんと簡素なパッケージですが、イラストが素晴らしいので赦す。新十郎さん、みかんを食すの図。第2巻では因果がチョコレートを食べているらしいですよ。そんな季節ですね……。
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