BD「TIGER&BUNNY」初回限定版9巻

 完走。で、ございます。

 なんだかんだで丸々九ヶ月。長かった……その間に自分のテンションの上下もいろいろありました。
 好きな気持ちに変わりはありませんが、いわゆる信者フィルターはだいぶ取れたというかなんというか。

 ともあれ、9巻。特典のBOX。バンダイビジュアルは最終巻に収納BOXつけるの好きだなー。店舗特典にされるより全然ましですが。
 でも、この手のBOXって、帯やインストカードの収納にはとっても困るんだよなー。ましてやワタクシ、7巻はアニメイト限定版のでかパッケージ。もう、どうしたらいいやら。
 捨てればいいのか。捨てるんですね。捨てるんびると。オヤジギャグいったー!

 毎度お馴染みの特典たち、中身をずらずらっと。ブックレットのインタビューは、さとうけいいち監督でした。ジャケットはルナティック&ユーリ。
 他のジャケットイラストとは生身とスーツ姿の配置が左右逆になっているのは、狙ってやったのか。

 映像特典はUSTでのうさとらコーナー総集編PART3。まだ見ていませんが、ラスト前で思い切り株を下げた絆がどうたらこうたらの寒いやつも収録されているのかな。されているんだろうな。
 しかしこう、しょぼいなー。しょうがないけど。

 オーディオドラマは、楓が自由研究のためにヒーローたちにインタビューをする、という設定で、オールスターキャストのフィナーレっぽい内容。
 まあ、この説明で予想するもの以上でも以下でもありませんでした。ぶっちゃけオーディオドラマはだんだん陳腐化が進んでいって、お約束のネタとお約束のノリが半分を占めるようになっちゃって(スカイハイの決め台詞とかファイヤーエンブレムのセクハラとか牛角さんのステルス化とか)同人コンテンツレベルになってしまった感。
 台詞まわしにも違和感が多々あり、終盤のぐだぐだ脚本を思い出して思わず苦い顔になってしまった……。
 最終巻だけ西田征史氏が書いてくれたりしないかな、と、ひそかに期待していたんですが。そんなサービス有りやしなかったぜ!ちくしょう!

 とか文句ばかりですが、いやまあ、お約束をお約束として、オリジナルキャストの声で楽しむには、良いアイテムだと思いますよ。うん。
 私が鏑木楓というキャラクターをだいぶ気に入っていない(婉曲表現)ことも差し引いていただけると有り難いです。

 本編はちらっとだけ見ました。放映時に気になってしょーがなかった、24話ラストご臨終シーンでの虎徹の顔がデカすぎるところだけ確認して、直されていたのでほっとした、くらい。
 これがいわゆる「BD買っても見ない」状態なのか。あうあー。ぐだぐだっぷりを見るのが辛いってのもありますよ。あうあー。

 人気が出たからと言って、脚本に手を入れることはしていない、とスタッフは終始断言していますが、だったら1クール終盤頃の雑誌の情報にあった今後の注目展開、「ファイヤーエンブレムの渋いエピソード」や「楓とドラゴンキッドの交流」といった要素はいったい何処に行ってしまったのか。
 不透明感が残ります。

 映画はまあお祭りとして、それなりに楽しみにしてはいますが、二期はどうだか。ぶっちゃけ監督はあんまり続編やりたくないんじゃないかなあ。モチベーション低そうに見える。
 というか今日入って来た情報で、ジョージ秋山の「アシュラ」の監督するとか、読んだことないですがあまぞんレビューとか見て内容知ってのけぞりましたよ。明るく楽しいヒーローもののあとに、どんだけ反動ですか。カニバりますか。どうなっちゃんですか。
 見に行くとは思うけれど、怖いな……うん。

 閑話休題

 ともあれ、完走お疲れ様でした自分。無職期間中も頑張った。
 なんだかんだで大好きな作品です。特に序盤は、いつ見ても、何度見ても楽しい。終盤もまあ、会話の作りこみはとても丁寧なあたりは、気に入っています。

 収納BOX入りで棚に飾って、しばらく浸りましょう。うん。

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 美しき桂御大のイラストによるBOX。銀色のロゴは箔押しでたいへん美しいです。高級感有り。

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