ペルソナ4#16「Although the Case Was Closed」
長らく続いた愉快な学園コメディに終止符を打ち、本筋へと。引き金を引くのは、これまでとにかく思わせぶりな存在であった、直斗。
うーん緊張感高まる。
それはそれとして髪をおろした菜々子が眼福でした!なにあのさりげないサービス。さりげなさすぎるだろう。
連続殺人事件が、実は連続ではなく、複数の殺人が入り混じっていた……という展開は、ミステリでもわりと定番ではあります。
その違和感に気づくのは、やはり探偵の役どころ。そんなわけで、だいぶ王道でありますが、直斗はやっぱり探偵らしい探偵だよね、っていう。
しかし、事件の違和感は整理できても、己の内に抱え込んだ違和感は整理出来なかった。
自らを囮として身をさらしたことは、この齟齬の重複をも体現しているような気がします。
事件解決の為に、さらなる事件を起こす。大いなる矛盾。
それはそれとして、完二が実に良い味を出していました。ゲーム内における個人コミュニティイベントのエピソードも差し挟まれたりして、なにげに今回の裏主人公、といった感じ。
背を向けるのではなく、向き合う。
例えそれで傷ついたとしても、受け止めてやる。
……いい子だなあ。
町の雰囲気が変貌してきた、という伏線も敷いて、クライマックスへの準備も着々と進みつつあります。
ここまで不安なく見てきて(作画も少々持ち直した感がある)、先はひたすら楽しみ。
次回で直斗編は完結かな。OP等でバレバレですが、これで仲間キャラが全員揃うわけで。
さてさて。ほんと、楽しみ。
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BD4巻、格好良い完二さんのジャケット。っていうか影の部分がペルソナのシルエットになっていることに、この巻で初めて気がついた!どれだけぼけーっと見ているか、っていう……。
あとはりせ、クマ、直斗、と。その後はどうなるんだろう?菜々子来てください菜々子。言うだけ言ってみる。