ラストエグザイル-銀翼のファム-#13「Bad move」
大規模戦闘で、見応えがありました。
しかし、ストーリーの展開自体は、どんどんストレスの溜まっていく内容で、どうにもこうにも。前回の引きでは、てっきり、ファム達が知らせることによって、グラキエスが救われ、同盟締結へと話が進む……といった展開になるかと思ったんですが。
まだまだ雌伏の時は続くよ。
こうなると、ファムの明るさだけが救い。と思いきや、今度はカルタッファルの危機（正確には、危機が迫る可能性が見い出されたってレベルですが）だし、ハラハラドキドキの展開というよりは、胃が痛くなるようなお話が続きます。
こんな世界大戦状態になって、果たしてグラン・レースの開催は出来るのか。いや、締めには絶対来るだろうと信じていますが、百年後とかだったら笑え……ない。
リリアーナの意志も未だに不明のままで、ミリアの気持ちもじきに決定的に離れてしまいそうな。それはそれで良いんですが、あとで「実はお姉ちゃんはとっても辛い選択をしていたのです」とか丸め込まれたらいやだなー。
偽悪は、然るべき処遇を下されるべきであるからして。という、個人的な趣味。
ともあれ、序盤は二転三転する戦況が面白うございました。最終的に物理的な壁が立つとか、わはわは言って喜んでしまった。それもこれも、リリアーナー＝帝国の放つエグザイルに蹂躙されるための前振りと分かってしまうのが辛いけれど。
そういえば総集編を挟んでいるから、実質14話目なんだよね。もう半分を過ぎているのか。話は進み続けているのに、微妙に中だるみ感があるのが不思議ですが。
それが、まあ、GONZOクオリティ。
楽しんで見ているから良いのですけれど。まとめて一気に見たいなあ。という気持ちも、無きにしも非ず。
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2巻のジャケットイラストもまた、美麗。しかしオリジナルマウスパッドって、この光学式マウス全盛のご時世に、いったい必要なのか。誰得なのか。でもこの美しいイラストなら、ちょっと欲しい気もする……壁に飾って楽しむ用に。うん。
