境界線上のホライゾン#7「武蔵の騎士」
原作1巻、上巻だけ読みました。
読み終えて、あらためて第1話や第5話を見返すと、いやこれ確かに原作好きには嬉しいアニメ化だなあと、しみじみ思います。
原作のエッセンスをそのままに、アニメならではの付加価値もつけて、情報の密度をひたすら高めた画面作り。面白い。見応えがある。
ほんと、「良い出来」とかじゃなくて「嬉しい出来」だと思います。
で、続けて下巻も読もうとしたところで、風邪を引いてダウンしてしまい、未だ手付かず。
でも、この第7話は、原作既読組には取捨がいまひとつということで不評らしい?ので、読む前に見ることが出来たのも、ある意味ラッキーだったかな。とか。
というわけで、原作未読で見る分には、全然不満は無かったです。話の展開というか「いま、何のために、何をしているか」は前回から引き続いてたいへん分かりやすくなっているし(これはまあ原作上巻を読んだおかげもあるんだけど)、やっと物語の中核に据わってくれた主人公達のやりとり、対峙を、存分に楽しみました。
シロジロ格好良いわー。子安ボイス、ぴりりと引き締まる。ハイディさんとの関係について、詳しくお聞きしたい。
神奏術とか外燃拝気とか、そのへんの用語が相変わらず雪崩れのように畳み掛けてきましたが、とりあえず格好良いのと、作中の理屈がきちんと通してあるのが伝われば、それで良し。
ネイトと鈴のやりとりは、鈴が最強兵器すぎるだろうということを別にしても、楽しくて燃え萌えでした。というか、騎士を負けさせたら負けになるっていう逆転の構図が、実にまあ面白い。これも立て板に水って感じで説明がざぁざぁ流れましたが、二度見ればほぼ把握できるかな、と。
で、いよいよ本命というか本番、正純とトーリの論戦。
一度落として、ここからどう攻めるのか、次週刮目して待て!といった引き。楽しみだなあ。楽しいなあ。
アニメを楽しむのと、原作を楽しむのと。ボリュームいっぱい、目の前に積み上がったコンテンツ。なにやら幸せな気持ちです、はい。
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ちょっと聞いてくださいよ。このあいだアニメイト行ったんですよアニメイト池袋本店。で、最近ツイッターでこれの宣伝を何度か目にしていたんで、探してみたんですよ。ちょっと可愛いなぁって思って。でも、どんだけ探しても無いんですよ。
そう。2012年2月発売予定なんですね。うう……。