輪るピングドラム#17「許されざる者」
いつにも増してペンギンがフリーダム。タコえろいねタコ。
そしてとうとう動き出した多蕗にどきどきです。石田ヴォイスは反則だ。それだけで驚きの黒さと驚きの白さの両方を醸し出せる。
見終わって考えてみれば、メインキャラクター総登場の回でした。そのわりに派手さは無く(いや、ゆりと真砂子の華麗なる(?)対峙はありましたが、何やってんだこいつら的な気持ちの方が大きくて)不穏な空気の濃度が上がっていくような、そんな息苦しさがありました。
あらためて見ると、陽毬がやっぱり物語の中心部に位置するんだな。ある種の特異点なのかも。
異様さの演出も際立ってきて、幾原っぽさ(というかウテナっぽさ)も強くなってきました。幾原的アクの強さと、生存戦略のポップさとの食い合わせが馴染んできた、今こそがこの作品の旬。なのかもしれない。
思えばもう17話。そろそろラスト前のタメの時期。
陽毬が展開の中核に居ると、緊張感が段違いになる&新しく見えてくるものがたくさんあるので、多蕗との関わりかたには注目しております。
なにやら次回が気になってしょうがない。
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輪るピングドラム キャラクターソングアルバム
とうとう出るー!トリプルHのアルバム!って12月下旬発売予定ですか。クリスマスプレゼントだな。やっと、本当にやっとのことで「ROCK OVER JAPAN」が聞けるようになります。遅い遅いよ。第1話と同時にシングルで出しておくべきだよだよ。