境界線上のホライゾン#1「境界線前の整列者達」
原作未読。MXは放映順で最後発なので、なんだかんだで微妙に情報は入っていますが、詳しくは知らず。
登場人物の数と設定の量が膨大ということは先に知って覚悟していたので、あえて構えず気楽に見てみました。
そしたら、本気で気楽な第一話だった。どういうことだ。
とりあえず、極彩色の登場人物とその言動、贅沢に動きまくるアクションに、目を楽しませてもらいつつ見ました。
ちちゆれ作画は基本的に苦手なので警戒していましたが、それより普通にアクションしている場面のほうがはるかに多かったので、一安心。いやちちゆれが悪いというわけじゃなくて、意味もなく画面上で物理法則を無視してゆれゆれしていると、気が散ってしまうんじゃよー。
アクションはほんと凄かった、楽しかった。元気よく動きまくって、しかも、なんというか、良い意味で顕示欲の感じられない作画で、気持ち良かった。第一話得なのか、先生がかわいくてかっこよくてちちもほどよい美乳で(えっ)すてきでした。
キャラクターがわさわさ出てきて、名前と顔は半分も一致していませんが、とりあえずみんな生徒で、みんな18歳以下で、ということが提示されたので、俯瞰して眺めることが出来ました。カラフルさのみに頼らず、きちんとデザイン的にも描きわけが為されていて、えろげ原作アニメ等に比べたらよほど見分けがつく感じ。台詞は少しずつ分け合った感がありましたが、その少ない中で、ある程度性格の察しもついたし。
設定については、ナレーションが右耳から左耳へと通り過ぎていきまして、ぶっちゃけ良く分からんけど、最低限「歴史やりなおしてるよ」「その最中にもなんかごたごたが生じちゃったよ」ということさえ踏まえればいいのかな。いいってことにしてほしいな。
個人的にはトーリがわりと好みのキャラになりそうな予感がするので、追いかけようという意欲が増し増しです。
作画がこの水準を保ってくれるなら、それだけでも見る価値があるだろうし。いや無理かな……うん……まあいいや。
当面は原作未読のまま、見ていこうと思います。はい。
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12月22日発売予定。随分と早い!いわゆる「早売りタイプ」ですね。
超豪華特典が満載ですが、注目は原作者書き下ろし小説と、キャラクターコメンタリーでしょうか。声優ファンなら映像特典の製作発表会(福山潤、茅原実里、白石稔など)も嬉しいかも。