夏目友人帳 参#13「夏目遊戯帳」(終)
すぐに四期が来ることが決定していますが、知ってはいましたが、まさかエンドカードでそれを言うとは思わなかった!驚いた!
余韻のかけらも無いってレベルじゃねーぞぅ。
まあ、それはさておき、あたたかな雰囲気での最終回に、心洗われる気持ちでした。
ラストらしく、メインキャラ・サブキャラの出演多数。田沼も多軌も、少しだけ成長して、少しだけ未来を見ている姿が描かれ、時の流れを感じさせるあたりも、最終回な空気。
そして、妖怪とも、人間とも、優しい関係をしっかりと築いている夏目に、見ていて嬉しくなってしまう。
よくよく考えてみると、夏目にとっては現状の環境は、ものすごく優しい甘い甘い世界になっているんですが、それに奢るわけでもない、なのに不幸の自家中毒になっているわけでもない、でももう少しだけ気づいて欲しい……という、この絶妙のじれったさが良いんですね。
もうすっかり保護者目線になっておりました。
ハイライトは、妖怪たちとの影踏み。じゃれあう妖怪たちを眺める、それだけで楽しい場面でしたが、最後の、穴へ落ちてしまった夏目と、それを救いに来たニャンコ先生(というか斑だけれど)、という構図がまた、含蓄があるなあと。
地中へ、過去へ、暗い気持ちへ。落ち込むこともあるけれど、いまは、救う手がある。触れる心がある。
四期は1月開始とのこと。のんびりと、待ちましょう。
しばしのお別れ。優しい時間を、ありがとう。
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OPが「僕にできること」でEDが「君ノカケラ」って、狙ったわけじゃないだろうけれど、ちょっと面白いよね。このED、大好きでした。最終回で流れなかったのは残念だけれど、しんみりしすぎるから、それで正解かな。