輪るピングドラム#11「ようやく君は気がついたのさ」
あの頃はまだ仙台に居て、朝テレビをつけてなんだか大変なことが東京で起こったらしいと知って、でも遠い世界のようでした。
そうか、あの年に生まれてるのかー。
アニメキャラとの世代差を実感させられるのって、なんだか、物悲しい。
どこまで切り込むのか。切り込めるものなのか。
しかしこう実在の何かを連想させる要素を狙って入れてきているということは、ナツメマサコも狙っているんでしょうか。ちょっとどうかと思うんだけど。骨髄バンク、登録してますよ。
……それはともかく、今回、見ていて一番思ったのは、石田彰は凄いなぁ。ということでした。
あのケロケロは芸術的。最初にコーヒーを飲んだ時のリアクションも、後世に伝えるべき。いや言いすぎ。
そういえば、ギャグ表現に使われていますが、カエルもけっこう重要なファクターなのかな。何のシニフィエ。何がシニフィアン。
しかしこの作品、見た目はおしゃれで可愛くてきれいなんだけれど、うっかりモノを食べながら視聴すると手痛い目に遭ったりするあたり、油断がならない。
そういえば最初の頃からずっと、食べ物を無駄にしたり、食べ物飲み物に何か仕込んだりするシーンが多いような気がします。食べることによって、脳内に快楽物質が生じるのを、禁じているのかしら。なんて、穿ちすぎたことを考える。
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輪るピングドラム 上
小説版、下巻の発売はまだかな?先に小説版を読んでおけば、もっと心安らかに見ることが出来るのでしょうか。でも、演出の奇抜さもまた、この作品の特徴だしなあ。