Steins;Gate#23「境界面上のシュタインズゲート」

 OPは2番の歌詞を採用。そしてEDには待望の……。

 最初から最後まで、テンションMAXでした。OPは歌詞のみならず、映像も微妙に変化があって、贅沢極まりない。
 徹頭徹尾、こだわりを持って作ってくれたアニメスタッフに、敬意を表するのみです。

 前回の強烈な引きから、ストレートに繋がる話の展開でした。いきなり第三次世界大戦とか言われても、はぁ? な筈なんですが(それこそ厨二病な)、鈴羽の台詞の重みが、笑い飛ばすことを許してくれない。ここまで見てきた鈴羽だからこそ、と思ってしまう。

 過去へ戻り、その結果が呼び起こす未来、そこからさらに過去である現在へのフィードバック。
 過去の事象については、ここで一話に戻って見直してみると、実に納得のいく細かな伏線と描写の数々に、驚かされるという。原作がそう、と言えばそうなんですが、きっちりと再現して、アニメ単体で充分に意味の通るものに再構築されていることに脱帽です。

 個人的に、タイムマシンの描写は、もうちょっとアニメならではのものが欲しかったかなーとも思いますが、展開のスピーディさを優先したと思えば納得。
 アニメであればこその演出は、今回も冴え渡っていたし。

 それにつけても、15年後の彼には、いろいろと思うものがあります。本質なんて変わらないよ。10年経とうか20年経とうが。三つ子の魂なんとやら。
 特に意味は無い。うむ。

 最後、スカイクラッドの観測者が流れるのは、燃えるっちゃ燃えるんですが、これは完全に原作ファンサービスですね。いずれにせよ特殊エンディングは嬉しゅうございます。
 最終回への期待は高まるばかり。
 見事な着地を決めてくれると信じています。というか、信じない理由が無いぞ現状で!

 ……次回。楽しみです。

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 三作目「Robotics;Notes(ロボティクス・ノーツ)」の情報もちらほらと出てきていますが、ゲームの二作を総括したムック本としては、これが現時点で決定版になるのかな、と。
 つうかamazonレビュー10件あって全部☆5なんですが、どういうこと。ねえ。